※この連載は元パチマガライターにして現人気パチンコYoutuberのジャイロ(旧ジャイロキャプテン)が正攻法とオカルトのハイブリッド理論「ジャイ論」をはじめ、パチンコに関する様々な事象にも吠えまくる毎日更新コラムです。

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前回、入社試験～初のデータ取りのお話までしたかと思います。

いま振り返ると「お前よく生きてたな」って状況でした(笑)

最初はデータ取りスタッフ(アルバイト)としての採用で、時給850円。

当時26歳になる直前。よく母ちゃんが反対しなかったなあと……。

母ちゃんが一番安心した顔を見せたのは鳥貴族就職のときだったかもしんない。

なお、このとき結婚は諦めました。そんくらいの覚悟を持って上京したんだけど今は後悔してるぞおおお！

みんなもパチンコばっかしてねえで結婚はしとけ！（血の涙）

男はいくつになっても結婚できる、とか、男は30になってから、とかあれ全部でたらめだからな。

上記の文言が通用するのは10代20代できっちり彼女を捕まえることができた恋愛強者だけだ！

年齢を重ねたら結婚や恋愛が不利になるのは男女共通だぜ。

ただ、じゃあ20代の過ごし方を後悔してるかっつったら後悔してねえんだよなあ……。結婚さえしていれば！

当時は今よりもパチンコで勝ちやすかったので、時給850円といえど暮らすことは可能でした。

というか、今より金はなかったけど、今より先行きに不安はなかった。

だって、それなりの軍資金があれば食っていけたから。

そしてマガジンの良いところのひとつに「与えられた仕事を終わらせたら融通が効きやすかった」という点。

基本的に平日は仕事、土日祝休み。なので週間スケジュールの例としては

データ取り4本(ホールで4日間打つということ)、データまとめ1日で計5日出勤。

でもこれを4日で終わらせれば1日休みを取ることもできました（必ず、ではなかったですが）。

要は金曜までに4本のデータ取りとまとめを終わらせられれば過程は問われないというか、ある程度自由がきいたので、

月曜火曜で2本データ取り→水曜休み→木曜金曜で2本データ取りして金曜夜にすべてまとめ。

と平日に1日休みを作ることが許されるパターンもあったんですね。

そう、こういうときに「強い店に打ちに行く」ことで生活費を稼いでました。

また、土日を出勤にする代わりに平日休めたりね。

マガジンはブラックだ！ と言われがちでしたが、自分はブラックと感じたことはほとんどなく、会社の待遇に不満を言ったことはほぼなかったですよ（編集長Nくんはよく知っているはず）。

まあ、「自分をもっと動画に出せ！」とかそういう「目立つこと」に関しての文句は良く言ってましたが、給料や労働時間、休みについての不満は口にした記憶ほぼないですね。

特に労働時間と休みに関してはクソホワイトだったと思うけどなあ……。

給料だって提示された条件を受け入れて会社に入ってるし。

話が逸れましたが、ライター人生で一番お金がなかったけど、ライター人生で一番楽しかったのは実はこの頃。

まだまだ新人で気楽だったってのもあるかもしれませんね。

なお、初の後輩（編集部員含め）が入ってくるまで1年半ほど時間が掛かりました。

1年半の間、一番下っ端だったんですよね、俺と助ちゃんとロンダートくんは。

なお、初の後輩が今は編集長になったNくんです。

当時はパチスロ4号機が猛威を振るっていて、若者は大半がスロットメイン。

そしてパチンコは40玉交換～33玉交換が主流で33玉交換は「高交換」の時代！

時間があれば有利かつ、ライバルも少なかったのでパチンコは立ち回りやすかったですね。

休みの日の稼働のメイン機種は「CR海物語3R」と「CR新海物語M56」でした。

ほんと、なんの悩みもなしに過ごせていたなあ……原稿を書きながら懐かしくもの思いにふけってしまいました。

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