※この連載は元パチマガライターにして現人気パチンコYoutuberのジャイロ(旧ジャイロキャプテン)が正攻法とオカルトのハイブリッド理論「ジャイ論」をはじめ、パチンコに関する様々な事象にも吠えまくる毎日更新コラムです。記事内のすべてはジャイロ個人の感想、妄想、怨念ですのであしからず……。

過去の記事はコチラから

では今回はまた昔を振り返ることとしよう。

パチマガには13時間体感記という、プロやライター同士が13時間実戦対決をするページがあり、目玉企画のひとつだった。

「いつかは出てみたい」と誰もが思う企画ページだ。

初出場の機種はぶっちゃけ覚えてねえけど(使われた写真の目つきが悪すぎてそっちの思い出が強い)。

そのオファーがついにきたのである。

もちろん当時は今のように動画なんてモノはないので、自分の力を見せつける舞台というのは誌面しかなかった。

さらにはその誌面で誌上プロを相手に戦えるという夢のような企画。

今まで読者としてあこがれていた人たちの胸を借りる&読者に「ジャイロすげー」って思わせるために本当に必死だった。

だから期待値の低い台なんて打つわけにはいかず、下見に相当力を入れたね。

だってページに回転率が載るんだもん。ボーダー以下なんて打ってみ？

晒し首にされるようなもんだよ。

ボーダー以下の台を打った、なんてなるとまあ読者からは「こいつ下手」「二度と誌面に出るんじゃねえぞ」「クビにしろ」などと言われることもあった。

だからこそ、下見できっちり高回転率の台を探しださないとあかんかったね。

今なら逆かもしれん。高回転率の台で粘って勝とうもんなら「指定台」とか言われそう!(笑)

また、実戦系記事は個人的にも仕事として「サービス業務」という認識でした。

下見に業務時間を使わせてもらえたし、実戦日なんてただパチンコ打ってお給料もらえるんすよ！

データ取りをする必要もなく、ただ13時間打ってそれを記事にするだけ。

プライベート稼働を日記にするのと同じことだったので、「いやあ旨い！ 旨すぎる！ この仕事最高！」とか考えてました。

さらにこの13時間の原稿でも仕事として1日もらえたからね。

13時間パチンコを打つ(プライベートかな？)
↓
原稿執筆に1日もらえる(いいんですか？)

2日分のお給料をパチンコ打って記事を書くだけでもらえたんすよ！

パチマガ時代、原稿きらーい！ というマガジンのコや他誌ライターも見てきたけど、20年間言えなかったことを言うね！

「原稿嫌いなのになんでお前らライターになったの？」とな！！

ボク？ 原稿を書くのは大好きですよ！

ジャイロのYouTubeチャンネル▽ジャイロ技研はこちらから！