
ハネモノや一発台ではもちろんのこと、デジパチでも最近では盤面だけでなく筐体のあらゆるところに設置されてきた「役物(役モノ)」。
中には“ギミック”と呼ばれて巨大化したり、パチンコの進化とともに現在に至るまで発展し続けてきた。
そんな「役物の世界」を振り返るのが、このコーナー。
今回取り上げるのは、「CRサンバムーチョ」(2003年・西陣)だ。
それでは、GO!!
役物だけでもアツくなれる液晶機!?

業界初の“踊る保留ランプ”を搭載した本機。
スペック的には『GS2』が確率1/345.5→1/57.6のフル時短スペック、『VSX2』が確率1/315→1/63のハーフ時短スペック、賞球数はどちらも4&15だった。

盤面内で液晶よりも大きな割合を占める4つの「保留ダンサーズ」役物が、保留消化時に激しくダンス!
この“踊る保留ランプ”が魅惑の連続予告となっていた。

保留ランプが4→3→2→1と消えるたびに、役物が踊り出す。踊るほどにアツくなるので、液晶を見てなくてもよかった。
すべての保留ランプが消灯後、役物が一斉に踊り出すと激アツ予告だった。

また、液晶上のハイビスカスランプが「ギュイ~ン」という衝撃音とともに光れば、大当り確定の一発告知だった。「白」なら確変濃厚だった。

本機は業界初の「マルチステップアップシステム」も搭載していて、ステージごとに異なる予告が発生した。
例えばサンバステージでは、1・マラカスが横切る→2・サンバ隊登場→3・マラカス群発生…というようにステップアップした。

各ステージとも最終的にスポットライト予告が発生すれば期待大。

リーチも「ステップアップリーチシステム」を採用しており、「Ah~」の掛け声から発声されるセリフによって発展先が決定した。「WOO!!」なら弱い「図柄ダンシングリーチ」に発展。

「マンボ」なら「マンボリーチ」へ、「タンゴ」なら「タンゴリーチ」へ、「サンバ」なら「サンバリーチ」へ発展し、リーチハズレ後はそれぞれのステージへ移行した。期待度はマンボリーチ<タンゴリーチ<サンバリーチの順。

弱い「図柄ダンシングリーチ」から「ムーチョ」の文字が出ると、各リーチのアツいシーンのハイライトとなる「ムーチョリーチ」へ発展。このリーチで出る「アロハリーチ」は、確変・時短中の専用ステージ「ハワイアンステージ」専用の演出だった。

また本機にはリーチ図柄に秘密があり、「3」図柄リーチは3倍、「7」図柄リーチは7倍の当たりやすさとなっていた。
リーチは他に「わっしょいリーチ」や「全回転リーチ」などのプレミアムパターンもあった。
いや~、それにしてもこの保留ランプを役物にするという発想は斬新だったなあ。
<つづく>
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