ハネモノや一発台ではもちろんのこと、デジパチでも最近では盤面だけでなく筐体のあらゆるところに設置されてきた「役物(役モノ)」。
中には“ギミック”と呼ばれて巨大化したり、パチンコの進化とともに現在に至るまで発展し続けてきた。
そんな「役物の世界」を振り返るのが、このコーナー。
今回取り上げるのは、「CRダークフォースM3」(2016年・TAKAO)だ。
それでは、GO!!
時間あたり3000回転超の衝撃!?
「全力全開抽選」という今までにないゲーム性を引っ提げて登場した本機。
見た目からしてかなりヤバそうな雰囲気を醸し出しているが、早速本機のゲーム性から振り返っていこう。
プラスチックに囲われた超特殊なゲージ構成をしている本機。通常時はまず「2つのスルー」(※ヘソにあたる位置&その真下)に玉を通して「小デジ」を回す。盤面左右の端にのみコボシポイントがあり、ココをクリアした玉はすべて上下2つのスルーに絡む設計になっており、「1つの玉が上下スルーを通り、2回抽選を受けられる」ことも。
この2つのスルー&小デジ高速変動により、1時間でなんと3000回転以上も可能に!! いやはや、今話題の「デカヘソ」機が霞んで見える。いったい何倍のスピードなんだ!?
ただ小デジ保留は普通に4個なので、保留満タン→無駄な入賞(オーバーフロー)が非常に多かったのも事実。このへんは「打ちっぱなし」と「止め打ち(無駄玉回避)」ではもの凄い差が出た。1日単位だと15000円以上の差が出ることも(※パチンコ攻略マガジン2016.8.14号より)。
図柄(7セグ)3つ揃いで小デジ当選=フォースチャンス。フォースチャンス確率は1/511になる。すると、上スルー(※ヘソの位置)の下にあるアタッカー型の電チューが開く。
電チューに玉を入れ、最大5回転分の抽選を獲得。打ち出しミスが無ければ、ほぼ確実に5回転獲得できる。電チュー開放時間は約6秒ほどだった。電チュー当選確率は1/19.2、5回転での突破率は約23.4%になる。
電チュー当選で「フォースラッシュ」突入。RUSHは状態転落抽選に当選(※転落確率1/37)するまで継続かつ33回転分の保障あり。継続率は約90%だ!!
RUSH中は平均で約12秒に1回大当り(※すべて即当り)する超スピード仕様。中央のドット図柄が「3」(2R=約85個:66%)or「7」(7R=約260個:24%)or「V」(14R=約520個:10%)で大当りとなる。実質的なフォースラッシュ突入率は約1/2178だった。
冒頭でも述べたように、まさにケタ違いの回転効率を誇った本機。勝ちを目指すための指標であるボーダーラインも等価で311~327回/千円と、相当な辛さだった。
また、データカウンタの表示回数も「小デジ変動」に対応している店がほとんどで、ハマリもケタ違いの5000回ハマリなんかも余裕であり、9999回カンストしてしまい回転数がわからなくなってしまう台もザラだった。
とにかく“異形の”パチンコだった本機。通常時から止め打ちしなくちゃいけないとか、少々めんどくさすぎたのかもしれないね。
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