
チワッスあしのです。
パチンコ・パチスロにまつわる答えの出ない疑問になんとなく形を与えるこちらの企画、今回のネタは「パチンコ打った事ないインフルエンサーが取材やって何か意味あんの?」というもの。
うーんホットな話題です。
ちょっと前にはSNSインフルエンサーの滝沢ガレソ氏が、そして今月からは人気YouTuberのヒカル氏がパチ屋の広告事業に参入したのはみなさまご存知の通り。
ガレソ氏については本人がスロ好きであると公言した事もあってかそこまで炎上しなかったんですけども、ヒカル氏は色んな要素が絡んでバチボコに批判されたようです。
んでここで焦点になるのはどうやら「パチンコ・パチスロ愛」の有無らしく。つまりパチンコを好きでもない人が単に「カネのために広告する」のは違うんじゃないかという話ですな。これ、みなさんこれどう思いますかね?
とりあえず現状ヒカル氏がスネアドラムくらいスコスコと軽快に叩かれまくってる一番の原因は間違いなくそこですし、たしかにその気持ちもわからなくはないんですけども、その気持ちは1回グッと飲み込んどきましょう。
というのもですね、そもそも広告に出る人がそのサービスや店やグッズのファンである必要は全然ないんですよ。
たとえば今の時代のCMの女王は間違いなく芦田愛菜ちゃんで、現在もシオノギヘルスケアの「リンデロンVsプレミアム軟膏」というステロイド外用剤のCMが放映中なのですが、愛菜ちゃんがその薬に特別な愛着を持ってるからCMに出てるかというと常識的に考えてそれは違うのが分かると思います。
十中八九は企業側から「別にステロイドと愛菜ちゃんはあんまり関係ないけどぜひ出てもらいたい」とオファーしギャラを提示し「じゃあいいですよ」となって流れてるCMのはず。
このように、愛がないなら関わるなというのなら、芸能人やインフルエンサーを使った広告の多くは成立しません。
現在のガイドラインでは明確に第三者に依頼する取材等を利用した広告宣伝を認めており、そこにプレーの巧拙や愛の深浅なんか定められてない。別にパチやスロを打ったことがないずぶの素人が「初めて打ってみた」的なアプローチの取材をしても構わんわけですね。
というか業界団体がぶちかましたインフルエンサー広告も参加メンバーの多くはあんまり打ったことないか全くの未経験だったようですし、むしろ新規の客を呼ぶのが目的である集客活動においてはそれはそれで悪くない手です。これはヒカル氏のことを好きか嫌いかというのとは別次元の話として胸に刻んとかないといけません。
今の時代、プロゲーマーからアイドル、さらにはオトナのための映像作品系の男優さんまで、とにかくあらゆるジャンルの著名人・有名人が隙あらば来店しまくってる異常事態なんですけど、その中の決して少なくない割合がパチンコを打ったことない、あるいはほぼ打ったことがない人なんじゃないかとオイラは睨んでます。
あと「イメージキャラ」とか「アンバサダー」もね。
パチンコホールさんにはよく「だれそれがアンバサダーに就任しました!」みたいな感じで芸能人とかスポーツ選手とかがガッツポーズキメてるポスターが飾ってありますけど、大御所になればなるほど「絶対打ったことねぇだろこの人」みたいなケースがかなりありますよね。

納得できない気持ちも分かりますし「節操ねぇなぁオイ」とは確かに思いますけど、でも、企業がそれでも「効果あり」と判断してお金を払うならそれで広告としてはゴーなのであります。
繰り返しますけども、ここだけはヒカル氏のことを好きか嫌いかというのとは全く違う話として飲み込んどかないといけません。
はいというわけで今回のネタである「パチンコ打った事ないインフルエンサーが来店やって何か意味あんの?」に対応する答えがコチラ。ドン!
広告ってそんなもん。
以上。もちろんガッツリ好きな人が広告やってる方が好感度は高いけどね! また来週!


