
あのメーカーは今!?⑤ タイヨー
はじめに
虚心坦懐の「あのメーカーは今!?」、第5回。
3号機時代の1992年、レバーがないパチスロ「トライアンフ」を発表しユーザーに衝撃を与え、4号機時代には「ファニーサンタ」「ハローサンタ」などのサンタ系機種がヒット。5号機時代に突入し、スロット人気が低迷した時期には当時最高クラスの機械割を誇った「科学忍者隊ガッチャマン」を発表し、多くのユーザーから支持されたパチスロメーカー「タイヨー」。最近はどうしちゃったの? と思っている方もいるのでは!?



今回は、そんなタイヨーさんのお話をしていきたいと思います。
タイヨーとは
株式会社タイヨーの設立は1971年。1986年、1号機「ハイアップ」でパチスロ業界に参入しました。

当時は今のようにセキュリティーがしっかりしていなかったため、タイヨーの台には攻略ネタが多数存在しました。「打ち手が設定を変更できる」などという今では考えられない攻略法も存在していたようで(笑)。
2号機時代には「リスキーダック」、3号機時代に入るとレバーの無い(直線に並んだボタンだけで全操作を行う)筐体で「トライアンフ」、4号機時代にはレバーの付いた新筐体で「ブーブーブロス2」等々を発表しました。



ただ、時代は流れども規則が変われども、タイヨーの機械はいずれも危険な連チャンをする裏モノばかりでした(笑)。
そんな魅力的(笑)な機種の中にあって、虚心的に思い出深いマシンが2000年に登場した4号機「エイトマン」でした。
エイトマンとは

上の画像をご覧いただくと分かる通り、一般的なパチスロはリールが縦3段で表示されるのに対し、本機は上・下段の縦2段しかありませんでした。なので、慣れないととにかく見づらい。なのに、BIGの小役ゲーム中は毎ゲーム左リールにビタ押しを要求されるのです(ハズシ時は中リールでもう一度ビタ押しが必要)。パチスロ有史来、最もリプレイハズシが難しい台の1つであったことは間違いないでしょう。
ただリプレイハズシの効果は絶大で、ビタを完璧にこなせれば1BIG500枚取れる台でした。というわけで、「鬼畜レベルの目押し難易度」×「デカすぎる効果」=「目押しできると激ウマい!」という方程式が成り立つ台。虚心も慣れてしまえばお手の物で、当時はたくさん良い思いをさせてもらったので強く印象に残っていますね。
時代は5号機になり…
売上の低迷から2010年4月22日には東京地方裁判所に民事再生手続開始を申し立てたものの、それからも魅力有る機種を精力的に出し続けたタイヨーでしたが、2016年、26機種目の5号機「コクッチーブラック」を最後に同社から発表される機種は無くなってしまいました。

まとめ
個性的な機種が多いメーカーということもあり、まだまだ活躍に期待していただけに残念。機種名でも、絶妙に連チャン性を煽る「マシンガンバージョン」や、あらゆる人気機種のオマージュ機種だった「コクッチーマスターズ」は虚心的に最高だった。特に後者は高設定を使ってくれるホールが最寄りにあったおかげでかなり打った機種。もう新台を打てないと思うと、ちょっと寂しいですね。
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