風が吹けばパチ屋がつぶれる？

チワッスあしのです。

パチンコ・パチスロにまつわるいろんな疑問にざっくり答えていくこちらの企画、今回のネタは「パチスロにこんな機能があればいいのに！　…どんな機能？」というもの。

ああ、これ少し前から「もうすぐ遊技機とBluetoothが接続可能になる」みたいな話が囁かれてますな。

どうですかね、みなさい。オレはこれ、使うかっつうとあんまり使わねぇ気もするんですけど、もしそうなればイヤフォンよりももっと他のデバイスに応用が効きそうな気がしないでもなくて、むしろそっちのほうが重大事件だと思います。

色んなところで書いてますけど、それでいうとやっぱ「椅子」の進化に影響を与えるんじゃないでしょうかね。

ん？　椅子？　なんか関係あんの？

はい、そもそもBluetoothが何かというと、ざっくり2.4GHz帯の無線周波数を利用したピアツーピア（P2P）の「通信規格」なんですね。

P2Pというのは「1対1」を意味しており、受信機と送信機がそれぞれ一個ずつしか設定できないという意味。

これは「ペアリング」と呼びますが、これのおかげでBluetoothは「決まったデータしか送信・受診できない」と勘違いされてるフシがあり。

要はイヤフォンとペアリングしてる機械だったら音楽であったり、ゲーム用のコントローラーだったらボタンの入力信号であったり、要はあたかもBluetoothの送信機とか受信機とかは、それぞれ音楽用とかコントローラー用とか専用の規格があるように誤解しちゃうんですね。

当然そんなのないです。Bluetoothという規格に沿った送受信機であればデータの中身は問わずなんでも送受信可能。音楽であれ写真であれデータなんか極論すればただのバイナリ（0と1のデータ）なんだから、用途が限定されるわけがない。

つまりですね、イヤフォン接続用にBluetooth規格に沿ったカタチの送受信機が搭載されるよ、というのが事実であればイヤフォンじゃなくてなんだって接続できるし、音楽だけじゃなくて何でも送信可能なハズなんです。

もちろん規則はあるので出玉に関わる部分はダメなんですけど、スマホと接続して直接小役確率の表示やゲーム履歴の確認・保存みたいないわゆる「マイスロ」の、もうちょっとリアルタイムかつ高度なヤツはイケるんじゃないかと思います。

あとはアプリのインストールが前提になるとはいえ、たとえばノーマルタイプだったら停止ボタン推した瞬間に「いまのは2コマスベリ！」とか常時表示したり現在の停止形で可能性のあるフラグを表示してくれたりとかそういうのもアイデアとしては出てくる。

で、これが究極までいくと、筐体と常にペアリングされた表示デバイスや外部スピーカーを備えた「パチスロに特化したハイテク椅子」が登場するのは必然。というか音楽がOKならいずれは当然そうなるハズです。

ただ遊技のサポートに特化した椅子が面白いかどうかでいうと「そうでもねえ」というのがオレの考えで、どうせパチスロと接続する椅子が出てくるかもしれんのなら、やっぱ長時間打ってると突然マッサージが始まる機能が付いてたり、またケツの辺りの体温を感知して「こいつカッカしてんな」っと判断したら台の方が勝手に演出の煽りを控えめにしてくれたりするとか、そういう「どこに技術使ってんだよ」みたいな無駄なハイテクが面白くていいなと思います。

でもそうすると椅子の価格はむちゃくちゃ上がるわけで、最終的に割を食うのは小・中規模店。