ハネモノや一発台ではもちろんのこと、デジパチでも最近では盤面だけでなく筐体のあらゆるところに設置されてきた「役物(役モノ)」。
中には“ギミック”と呼ばれて巨大化したり、パチンコの進化とともに現在に至るまで発展し続けてきた。
そんな「役物の世界」を振り返るのが、このコーナー。
今回取り上げるのは、「CRAハネ海物語SKBS」(2010年・三洋)だ。
それでは、GO!!
『海物語』がハネモノ界にまさかの参入!?
玉の動きが楽しめる“役物当り”に加え、液晶での“直撃当り”も搭載したシリーズ初となるハネモノタイプの『海物語』が本機だ。厳密に言えばいわゆる1種2種混合機で、それまでこの手のタイプなら直撃当りはMAXラウンド確定&約1/400くらいの確率だったのに対し、本機では5R(約260個)or15R(約800個)と出玉は少なくなっているものの確率が1/149.9という2倍以上の軽さであり、まさに“遊パチ(「手軽に安く遊べるパチンコ・パチスロ運営委員会」によって定められた大衆娯楽向けスペック機種の愛称)”の名にふさわしい手ごろなスペックでの登場だった。また、大当り後は約50%で時短100回転のオマケが付いてくるので、連チャンの大チャンスとなった。
ゲーム性は基本的にハネモノ同様の流れになる。
まずはオトシ(START)入賞でハネ(OPEN)開放→玉が拾われて、3つ穴回転体の赤穴入賞で下段ステージへ。
下段ステージで揺れる玉が、左右に動いているクジラッキー役物の口の中に入るとV入賞=大当りとなる。
ハネ開放にはショートorロングがあり、液晶で泡予告が発生すればショート開放(0.3秒)、クラゲ予告が発生すればロング開放(1.7秒)だった。
3つ穴回転体を通過できれば液晶で魚群が発生し、珊瑚礁リーチに発展すればほぼ奇数テンパイとなったが、図柄に関係なくV入賞すれば必ず時短付き大当りとなった。
3つ穴回転体を突破した場合は大抵マリンちゃんリーチへ。奇数図柄揃いなら時短付き、偶数図柄揃いなら時短なし(※ラウンド中昇格あり)だ。
魚群はオトシに入賞した直後に発生することもあり、この場合は直撃当りのチャンス。
本機で初登場となった「潜水艇リーチ」に発展した場合は大チャンスで、信頼度も約50%あった。
サムが出現すれば、15R大当り+時短100回転直撃となる。
時短中はスルー(GO)通過で電チュー(真ん中のSTART)が開放するので、玉をそれほど減らすことなく次回大当りを狙えた。
大当りは電チュー下のアタッカーで消化するが、ラウンド中にクジラッキー役物による「クジランプフラッシュ」昇格演出もあった。
連チャン中は、おなじみの5連以上でミスマリンちゃんが登場する「プレミアムラウンド」に。当時は4代目だ。
当時は3つ穴回転体の赤穴狙い打法(赤穴が3~9時の位置で3発打つ)やセグ判別による時短継続打法など、いろんな打ち方で楽しめる良台だったと思う。でも、やっぱり攻略され過ぎて短命だったなあ。
<つづく>
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