ここまで復刻版としてお届けしてきた「スロミー賞」。

その特別編となる「最強回胴列伝」では、ここまで紹介してきた大賞機種を振り返り。ライター陣のコメントとともに歴代名機をじっくりと紹介していきます。

その第8回となる今回は8代目スロミー賞マシンである「秘宝伝」にスポット！　2006年の機種とともに解説していくぞ。

大都技研の天下は続き、ゲーム性やキャラクター人気、サウンド等が評価され「秘宝伝」が大賞。なかでも設定推測要素や伝説モード滞在中の出玉への期待感が、ユーザーのハートを射止めたようだ。

チャンス目を引く→高確率に当てる→気合いで解除→50%の割合で出てくるBIGを祈る→そして伝説ロングを祈る…ってな具合に、本機でしっかりと出すためには、超えなければならないハードルがいくつもあったので当時は賛否両論の声がありましたね。

ただ、自分はすべてが上手く決まった時のハンパない爽快感が好きだったので、よく触っておりました。高確率中の煽り方も割と好きだった。

この機種はごめんなさい。設定6をかなり打ったのですが、僕のあまりのヒキ弱で全くいいイメージがありません。ただ、あの美しい赤7絵柄には心底惚れまして、どうしても沢山揃えたかったんです。でも、揃うのは何故かREGばかり。そして高確を10連続でスカッたときに心が折れたのを今でも覚えています。このとき友達が横で打っていて、爆笑していた顔を今でも思い出しますよ。

すでに気持ちを5号機に切り替えなくてはならない年…でしたが、ギリギリまで「ジャグラーシリーズ」や「秘宝伝」、「キングオブマウス」等の4号機を打っていましたね。だって5号機は、「設定2段階の機種」や「純増がほぼ0のAT機」等ばかりで、更に割も低く、打つに値しない機種が多かったから。ホールもスロコーナーを減らしたりと、スロ業界全体が重い空気に陥った年でした。

前年に引き続き、大都技研の機種がワンツーフィニッシュ。また、ジャグラーが初ランクイン！