
【第11回】「ボーダーちょうどなら負けない」はウソ?
※『パチンコ正攻法』過去の連載まとめはコチラから。
理論上、ボーダーラインちょうどの台を打ち続ければ長い目で見れば収支はチャラ近くに落ち着くはずだ。
いや、実際確かにそうなるのだ。どれくらいの時間を要するかは別として、長期的に見ると1日平均収支は±0円付近に落ち着くことだろう。
では、プロでない普通の人ならボーダー程度の台を打っていれば安全かといえば、全くそんなことはない。
確かに、大勝ちや大負けを繰り返しながらも収支±0円ラインをはさみながら推移し、何とか破綻することなく数十日も打ち続けられる場合もあるだろう。
しかし実際には、そのような絵に描いたようなシーソーゲームになるケースはかなり少ないと心得ておこう。
たとえば海系ミドルで等価ボーダー±0回の台を1日約11.5時間×連日打った場合、10日間で30~40万円も沈んだまま、その後、数十日打って収支はさらにマイナスが膨らんだりすることもそう珍しくない。
むろん逆に、収支がプラスのまま50日打ち続けてもトータルで50万円以上のプラスになる可能性もある。
100日単位で見れば、100万円以上浮くこともあるが、逆に100万円以上沈むこともある。
まぐれで勝っているうちはいいが、強烈な不調期は誰にでも必ずやってくる。
好調期もあるとは言え、その勝ち分を全額貯金している人は少ないだろう。
いざ不調に陥ったとき、100万円もマイナスになったらあなたの生活は立ちゆくのか?
「収支チャラ」の怖さをこれでわかっていただけただろうか?
確かに長期的には収支チャラだが、数十日~数百日の単位では100~200万円ぐらい沈んでしまうこともある。これに余裕で耐えられる財力を持つ人なら「チャラだから大丈夫」と安心して打っていてもいいが、多くの人はそんな余裕をかましていられないはずだ。
だからパチプロと言われる人種は、ボーダーギリギリの台に手を出さないのは当然のこととして、ボーダーをいくらか超える、1日1万円程度プラスになる台でも手を出さない。
100日で100万稼げるはずの台だが、運が悪ければこれがゼロやマイナスになってしまう可能性もある。これではリスクが高い割に見返りが少ないため「職業」として成り立たないからだ。
つまり結論は前回と同じになる。プロじゃないからと言ってボーダー程度の台でいいやと妥協して打っていれば、どこかで経済的に破綻を来すことになるだろう。

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