
【第139回】詳細版!1日の大当り回数

「1日の大当り回数」というテーマは本連載第45回でも扱った。その詳しい説明はここでは省くが、1日に得られる大当り回数を…
0~4回
5~9回
10~14回
15~19回…
というように5回刻みで分布を出していた。
この5回刻みを、今回は1回刻みにしてやろうじゃないか、というのが今回の狙いである。
機種はエヴァTypeレイ、等価ボーダー±0回転(千円17.4回転)、12時間実戦という条件にて50000日間のシミュレートを行い、1日の大当り回数分布を出してみた。
それをグラフ化したのが以下の図である。

5万日シミュレートで、1日の大当り回数の最高は71回、最低は0回、平均では27.5回となっている。

グラフ全体を見渡してみると、平均近くに多く分布する山型の形状になっているが、裾野の広さからも分かるように大当り回数の幅は結構大きい。
大当り0回だったのは5万日のうち12日。およそ4200日に1度の割合となっている。大当り3回以下だったのは5万日中205日あり、約244日に1度の割合だ。
一方、大当り60回以上だったのは5万日中358日あり、約150日に1度の割合となっている。大当り50回以上は5万日中1975日で、約25日に1度の割合である。
平均大当り回数は27.5回であるが、その前後25~30回となったのは5万日中9192回で、全体の約18%を占めている。約5.4日に1度はこの範囲内に収まることになる。
ただ、これは見方によっては「平均前後」に収まる可能性が2割弱しかないとも言える。
ちなみに大当り20~35回となる確率は約48%。つまり、およそ半数は平均±7.5回の範囲に収まることになる。裏を返せば、半数強はこの範囲に収まらないことを意味する。
このような分布傾向はむろん機種スペックによって異なってくるが、320タイプの代表的なスペックならば分布に大差はないと考えていい。ラッキートリガータイプなら当然これよりも幾分荒れるだろうが、ガラリ変わるほどの差はないと思っていい。
