![【パチンコ正攻法】](https://pachimaga.com/free/2023/01/30/de9abdab37cae2b0b13a45deddce46d6bcbf26d1.jpg)
【第19回】初当りごとの平均獲得出玉
※『パチンコ正攻法』過去の連載まとめはコチラから。
前回は「エヴァ咆哮」にて「初当りごとの平均連チャン数」を計算した。
すなわち、大当り確率の1/319.7を引いた時に得られる平均大当り回数のことを指す。
念のため繰り返すが、「初回確変時」や「初回ST時」ではなく、単発も含めた「初当りごと」の数値である。
ボーダー計算ではあくまでも「初当りごと」の数値が必要であることをお忘れなく。
ともかく、初当り1回あたり平均4.1151回≒4.12回という数字が出た。
では、この4.12回というのは出玉数にして何個に相当するのか?
本機ではラウンド変動があるので、出玉数と振り分け率応じて計算していく。
【ヘソ入賞時】
① 56% 420個(3R) ST163回
② 3% 1400個(10R) ST163回
③ 41% 420個(3R) 時短100回
【電チュー入賞時】
④ 100% 1400個(10R) ST163回
まず初回当りが①の場合、平均連チャン数は前回計算したように5.2629回だが、初回は420個で2回め以降は1400個となる。これを計算すると
=420+1400✕(5.2629-1)
=6388.0個
次に初回当りが②の場合、平均連チャン数は同じく5.2629回。出玉数はすべて10Rなので、
=1400✕5.2629
=7368.0個
そして初回当りが③の場合、平均連チャン数は前回計算したように2.4634回で、しかも初回は必ず3R、2回め以降は必ず10Rとなるので、
=420+1400✕(2.6434-1)
=2468.8個
初回当り種別ごとにまとめると、
56%で6388個
3%で7368個
41%で2468個
ということになるので、これをそのまま計算すると…。
0.56✕6388+0.03✕7368+0.41✕2468
=4810個
つまりこの4810個がエヴァ咆哮の「初当りごとの平均獲得出玉」となるのだ。
いや、しかし前回、あるいは3回前には詳しい計算過程は説明しかったものの4645個と書いた。その差は168.355個。なぜか?
実はこれが「電サポ中の玉減り分」なのだ。前回あるいは3回前は、電サポ中1回転あたり0.5個減という条件で計算していたのだが、今回はまだその分は計算していない。
というわけで、次回は出玉が減る場合の計算方法を解説しよう。
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