「2つのデータ」
パチンコで勝つために把握すべきデータは2つある。
もちろんその一つは「回転率」。
これが重要である事は、昨今のパチンコ打ちにとって周知の事実でしょう。打ってみて、回らなければ台移動……なんていうことも日常茶飯事だと思う。
「盲点を見つめよう」
ではもう一つは何かというと、「出玉」だ。
大当りで出た玉に、確変・時短中に減ったり増えたりした玉も含めた、初当りから連チャン終了までのトータルの出玉である。
みなさんがどこかで見たり聞いたり、なんだったら口にしたりしている「ボーダーライン」という数字。あれは、出玉によって上がったり下がったりするもんです。つまり、何回転まわっているかも大事だが、出玉が分からないとボーダーが分からない。つまり、何回転まわればトントンになるのか、ボーダーラインを超えるのか。これも分からないのだ。
「ボーダーラインは変動する」
出玉の把握は簡単です。例えばこちらはPスーパー海物語IN沖縄5のデータ。
この場合、10R7連チャンで9290個出ている。つまり10R毎に1327個ほど獲得している。パチマガの等価ボーダーはこちら。
18.1回/千円だが、これは10Rで1400個取れて、確変・時短中に1回転あたり0.5個減る場合のボーダーである。
1回転あたり0.5個減った場合の平均10R出玉を計算すると1364個だ。つまり10Rで平均1364個出る台なら、等価ボーダーは18.1回/千円となるという見方ができる。
では、先ほどの7連チャンの場合。10Rで1327個なので、ボーダーは少々悪くなり、18.6回/千円となる。つまり等価で18.5回まわっていて「ボーダー超えてるぜ!」と思っていても、実は超えていないという状況が生まれる。ね、出玉の把握は大事でしょ?
たまに大当り出玉を上皿にたくさん残して、確変・時短中に減る玉の多さから目を背けている人も見かけるが、良くないです。
確変・時短が始まる時に、上皿の出玉を調節しよう。
回転率と出玉数は切っても切れない。