【第87回】差玉と収支の関係
※パチマガの計算番長「アラプロ」による『パチンコ正攻法』過去の連載まとめはコチラから。
差玉とは文字通り、出た玉から打ち込んだ玉を差し引いた、言わば純益玉である。
例えば、今打っている台で出玉を10000個持っているとしても、これがすべて儲けになるわけではない。
仮に投資金額が4万円かかっているなら、この分を差し引かなければならない。
4円貸玉ならば投資4万円=1万個だから、差玉は10000-10000=±0個となる。
さてここからが本題。
差玉±0個ならば収支も±0円になるのだろうか?
等価交換ならば答えはYESである。
1玉あたりの貸玉料金と交換レートが同じ場合に限り、差玉±0個=収支±0円という法則が成り立つ(厳密に言えば、交換時の端玉分がマイナスになるが、ここではひとまず無視)。
と、ここまではわざわざ説明するまでもなく解っているという人が大半だろう。問題はこの先だ。
では、等価交換以外ならばどうか?
ここでは3円交換(4円貸玉)として説明する。
先ほどと同様、持ち玉1万個、投資4万円の例を考えてみよう。
交換率が変わっても先ほどと同様、差玉は10000-10000=±0個となる。
このときの収支はどうなるか?
投資額は4万円のまま変わらないが、回収額は、10000個×3円交換=3万円となる。
収支は30000-40000=-10000円
つまり1万円のマイナス収支になる。
同じ差玉±0個なのに、4円交換では収支±0円、3円交換ならマイナス1万円になるというわけだ。
この結果だけ見ると、等価交換が一番トクで交換率が低いほど損に思えるかもしれない。だが裏を返せば、3円交換ならばたとえ差玉がマイナスでもホールは黒字になる。これは決して机上の空論ではなく紛れもない現実であり、これによってホールとしては還元シロが生まれる。
客の立場としても、このような「差玉と収支の歪み」で勝負を有利に運ぶことができる可能性は十二分にある、という視点は持っておきたい。
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