
【第110回】「確率は収束どころか拡散」は本当?

「確率 収束しない」等とネットで検索してみると、実に色々な話が出てくる。
その内容はというと、高度に数学的なものから個人的経験や観念に基づくものまで実に様々である。中には正反対と思える主張もあり、どれを信じたらよいのか途方に暮れてしまう人もいるだろう。
確かに、正解は1つとは限らない。同じ事象でも「切り口」によって違って見えることは珍しくない。
しかしながら本連載でいう「切り口」はただ1つ。すなわち「パチンコ勝つため」という金科玉条である。ではパチンコで勝つために必要な考え方として、確率は収束するのか、しないのか?
この場合の正解は1つしかない。「収束する」と決めつけるべきである。「収束しない」「拡散する」等という雑音に惑わされてはいけない。
では、なぜ「収束する」と決めつけてよいのか?
それを納得してもらうためには、まず「収束しない説」「拡散説」の論拠も知っておく必要があるだろう。

たとえば大当り確率1/320の台で3万2000回転まわした場合、初当りは平均100回出現する。ここで10%引き損ねて90回になったとすれば初当り出現率は約1/356。10%以上引き損なう確率は17%となっている。
次に、同じ台で32万回転まわした場合はどうか。初当りが平均1000回出現する計算だ。これを5%分引き損ねて950回となった場合を考えてみよう。初当り出現率は約1/337となり、5%以上引き損なう確率は約5.8%となっている。
前者と後者を比べると、初当り出現率は1/356→1/337と、後者の方が元確率(1/320)に近くなっているように見える。しかし大当りの欠損は前者が10回、後者が50回と5倍も多い。
要するに、試行回数を増やして確率が収束に近づいているように見えても、実は引き損ないによる絶対損失額は増えているのだ。
このように、回せば回すほど誤差が累積・膨張してゆく様子を指して「収束しない」「拡散する」などと訴えかける人もいるわけだ。
だが心配することはない。
ボーダーを数回転超える台を打っていれば、このような累積誤差をはるかに超える利益を叩き出すことができるのだ。

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