「遠い目をして書いています」
まだライターを始める前、お笑い芸人活動だけだった頃の俺は、パチンコで勝った金だけで生活していた。
その時期の立ち回りといえば、いつ行ってもほどほどな優秀台が据え置きの店や、毎日優秀台が変わる店を数店舗キープしていて、今日はコッチに明日はアッチにと極力一店舗の比重が重くならないように打っていた。
このころの立ち回り。
「驚愕の事実!!」
ライターになった事により、ガチプロ仲間(ライターの先輩や同期)ができて情報量も増え、そこで教えてもらって初めて気づいた。
「え⁉︎ "パーラー○○セブン"みたいな名前の店って、7の付く日が良い日なの⁉︎」
"よく一緒になるパチプロ仲間"みたいな人がいなかったから(なんていうのは言い訳だが)、店側が力を入れる日の存在を知らなかった。そしてそれを知ってからはだいぶ立ち回りが変わったし、勝ちやすくなった。
教えてくれたはじめちゃん……と、関係ない原大駆さん。
「立ち回りが変わります」
各パチンコ屋に、"力を入れる日"ってのがある場合が多い。下見した時に「寄りは良いけどヘソが確実に足りないんだよなぁ」なんて店は、狙い目の日にガーンと良台に化ける可能性があるので、そういう記憶の仕方をしていると立ち回りの幅が広がる。
最近だとTwitterやLINEでいつもと違う雰囲気を出したりする店がある。抽選時間がいつもより早かったりするのがそれだ。あとはTwitterで通称"晒し屋"と呼ばれるアカウントがあり、良い店を毎日紹介したりしている。それと、さまざまな媒体の"取材"や"撮影"が入っている日も力を入れている場合が多い。
情報の真偽も大切だが、まずは気にしてみる事が大事だと思う。パチスロ打ちの人にとっては当然の情報だが、パチンコだとそこまで気にしていない人も多いようなので、是非"優良店でもない店の優良日"に勝っていただきたい。
今の俺。