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【パチスロ】マジか! 「ジャグ連」の正体がわかった!

【パチスロ】マジか! 「ジャグ連」の正体がわかった!

全ノーマル機が普通にジャグ連する

※過去の「それはきっとこういう事情」はコチラから!

 

チワッスあしのです。

パチンコ・パチスロにまつわる答えの出ない疑問になんとなく形を与えるこちらのコラム、今回は「結局、ジャグ連ってあるの?」について。

これはなかなか難しい話ですな。

リアルな話をすると統計学とか心理学とかの話になるような気がするのですが、そもそもパチスロにおける「完全確率」ってなんだよ、という話のほうがたぶんいいんだろうなと判断。こっちで進めることにします。

はい、まず我々が当たり前に触ってる「パチスロ」の仕組みをこれ以上ないくらい簡略化して表現すると「超高速で回転するパネルに目隠し状態でダーツを投げ、当たりのところに針が刺さったらメダルが払い出される遊び」という、身も蓋もないものになります。

けど本質的にはホントにそれが正解で、あとは「それをどう面白く見せるか」のほうがよっぽど重要。パチスロの進化というのはその部分を指します。

そしてその回転パネルはパチスロの筐体内で物理的に回ってるものではなく、ソフトウェア的、あるいはハードウェア的に再現されているものであり、このような、何らかの呼び出しに応じて取得されるランダムな値のことを一般的には「擬似乱数」と呼びます。

疑似、というのはそのまんまの意味で、真の意味でのランダムな値ではないから。

これらはたくさんあるアルゴリズム(計算・処理方法)のどれかに則って算出されている値であり、条件が揃えば何が出るかは予測できる場合もあるそうで。ただし、それが超高速で変動するので、現実的には狙い撃ちをすることは不可能ゆえ「疑似」とはいえほぼ「完全」であるとのこと。

実際、ノイマン型コンピューターの誕生以来、疑似乱数アルゴリズムも年代とともに洗練されており、筆者なんか数学が苦手なので進化の最序盤に出てくるやつの算出法で早速理解することを諦めましたが、要はめちゃめちゃ頭がいい人が、なんとか完全な乱数を実現するために頭をひねって編み出したものが次々と世に出ており、遊びの分野を含めた様々な分野において活用されとるんだぞ、みたいな理解で良いと思います。

パチスロ

んでこれを照らして今回のネタである「ジャグ連」を考えます。

ジャグラーは完全確率タイプのマシンのハズなので、さっきの回転パネルで例えると、「当たり」の位置はいつでも固定のハズ。まずここは動きません。これ動いたら逮捕者出ます。

その上で「ジャグ連」があるとするなら、その動かない「当たり」に、なぜだか特定ゲームの間だけダーツが当たりやすくなるという現象が起きてるわけで、要は乱数が偏ってるということになるんですね。

こう表現するといかにもありそうに見えてしまうのですが、実際こういった乱数の偏りであったりとか周期性というのはゴトの介入を許してしまうものであり、むしろメーカーさんはこれを出来なくするためになるべく完全ランダムに近いものを算出するアルゴリズムにしたり周期を極端に短くして予測できても狙えなくしてるハズ。

つまり「ジャグ連」が意図的に実装されてるとするなら同時にそれを狙い撃つゴトもあるハズなんですがそんなもんは聞かないので、つまり製品の仕様としての「ジャグ連」も、存在しないということなんです。なんか夢がなくて申し訳ないですけども。

しかし! こっから大事。

仕様としてのジャグ連は無いにせよ、現象としてのジャグ連というのは存在します。

ボーナス後のどこまでがジャグ連かはそれぞれの考えがあると思いますが、概ね100Gまでとすると、1/150くらいのノーマル機であればだいたいざっくり50%くらいで当たります。

というか、大当たりの分布としては試行数が最も多い1回転目の出現率がいちばん高く、それから徐々に低くなっていくわけで。そういう意味では機種にかかわらず全ノーマル機が普通にジャグ連するんですね。

これはやっぱ「ジャグ連」という言葉の力であり、筆者なんかパルサーで連しても菩薩みたいな笑顔で「カエルさんありがとうね。これからもよろしくね」ってしか思わないんですけど、ジャグラーで連したら「うわ、ジャグ連した!」「やっぱこのピエロなんかやっとんぞ!」みたいな、あからさまなインチキを目撃しちゃったけどメダル出てきたからヨシ! みたいな気分になっちゃいますもんね。

繰り返しますけども、そんなことないんですけどね。

というわけで今回のネタである「結局、ジャグ連ってあるの?」に対応する答えがこちら!

「ジャグ連」って言葉を作った人がすごい。

以上! つい100まで回しちゃうよね。

 

皆様からの疑問を大募集!

パチンコ・パチスロにまつわるアナタの疑問を教えてください!

ライター・あしの氏が当コラムにてお答えさせて頂く…かもしれません。

※投稿先は「あしの・隣に座ったヘンな客(体験談募集)」を選択してください

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