
【第44回】確率と期待値
※『パチンコ正攻法』過去の連載まとめはコチラから。
前回の続きとその発展編。
前回は「そもそも確率って何?」というテーマだった。
「パチンコに勝つために必要な確率」という意味で、要点を超簡単にまとめると、
①偏りなく均等に出現する
②規則性・法則性が一切ない
たったこれだけの話だ。
この2点が絶対条件になる。
ところで、均等に出現することと、規則性がないことは相矛盾するのではないかという疑問を感じた人もいるのでは?
これに関しては本連載の過去記事、
「波は読めない」(第2回)
「ハマっても当たりやすくならない」(第6回)
「確率は収束する」(第9~10回)
あたりを読み返してみるといい。
ともかく、パチンコで勝つためには上記の2条件を大前提に実戦しなければならない。
規則性がないので先を読むことはできないが、いずれ間違いなくほぼ確率通りに落ち着くのである。
そして、実戦では期待値という概念が必要になる。
期待値などと言うと妙に学術的でお堅いイメージがあるが、難しいことは何もない。
要は、確率通りに当たるものとして行動することである。
期待という言葉はどうにもアテにならない響きがある。
確かに目先の現象だけ見ているとアテにならないと感じるだろうが、長い目で見ればではちゃんと確率通りに当たるという意味で「期待」という言葉を使用している。捕らぬ狸の皮算用では決してないのだ。
また期待という言葉は、過去の抽選結果は一切考慮せず、この先だけの損得を考えれば良いという意味でもある。
つまり期待値という考え方は、確率通りに大当りや連チャンなどを獲得した場合に、どれくらい勝てるか(負けるか)を常に念頭に置いて行動せよという意味である。
期待値がプラスの台は打ち、マイナスの台は打たないという単純明快な行動を続けていれば長期的に必ずプラス収支になるのだ。
パチンコで合法的に勝つためには唯一絶対の方法論であり、他の考え方が入り込む余地は一切ない。
抽象的な話が続いたので具体例を挙げる。
たとえば大当り確率1/320で、1回の出玉数1500個、平均3連チャンする機種があったとする。
確率通りに当たった場合、320回転まわすたびに出玉1500個✕3回(4500個)を得られることになる。
実際には爆発したりハマったりするものだが、そんな目先の波に惑わされてはいけない。毎回必ず「320回転で4500個」と考えて行動すればよいのだ。
4円貸玉・4円交換ならば獲得出玉4500個は18000円分に相当する。
この場合、18000円で320回転以上まわればプラスになるのだから、千円あたりにすると320÷18=17.77、つまり千円あたり17.8回以上まわれば期待値がプラスになるのだ。
この流れを見て「ボーダーラインと同じじゃないか」と思った人、大正解である。
実はボーダーラインというのは期待値理論をもとに考案されたものなのだ。
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