
チワッス!
パチンコ・パチスロにまつわる答えの出ない疑問になんとなく形を与えるこちらの企画、今回のネタは「イヤフォンジャックが標準搭載されたら、パチ屋の中はシーンとなるの?」というもの。
はい、先日稼働開始した「沖海6」は「イヤフォンジャック」が搭載されたことで大きな話題になりましたな。みなさんはもう試しましたか?
普段Bluetooth接続のイヤフォンしか使ってないオイラもこればっかりは流石にコンビニで有線イヤフォンを買ってから試してみましたけど、思ってたのの150倍くらい良かったです。
というか実は去年かな? 日工組(パチンコメーカーの団体です)が毎年やってる「みんなのパチンコフェス」で、サミーさんがBluetooth接続のパチンコのコンセプトモデルを展示してたんですよ。
なのでオイラも試してみたんですけど、そのモデルは親機がもともとイヤフォンで音を聞くことを想定していない機械だったのってのもあったのか、もしくは会場がパチ屋以上にうるさかったのが影響したのか、ぶっちゃけ「すごいけど想定通り」な感じだったものでした。
これはこれで充分いいものでしたし確実にウリになるんですけど、今回の「沖海6」はマジで良かった。
もしかしたらイヤフォンで聴く前提に音作りがなされてるのかもしれませんけど、細かい環境音・効果音も相当練り込んである感じで、マジで沖縄の海にいるような、ただイヤフォンをして打ってるだけなのに普段とは別次元に近い遊技体験ができたというか。コンビニで買ったショボいイヤフォンでもそうなんで、自分の耳にちゃんと合った音質のイヤフォンだったらぶっ飛んじゃうかも。というくらい良かった。
これは搭載一発目の機種としては100点も100点。
なので他のメーカーさんもおそらくはこっちの方向で作っていくことになるんだと思います。
と、気になるのが「それが当たり前になったらどうなるか」なんですよね。
果たしてパチ屋は「シーン」とするのでしょうか。
はいとりあえず今の状況ですけど、オイラが遊技してる時には(周りがお年寄りばっかだったのもありますが)他に誰もイヤフォンを使っておらず。下手したらお年寄りはジャックが搭載されてることすらまだ知らない可能性もあります。
なのでぶっちゃけ沖海6のコーナーの音量というか騒がしさ? は、他とあんまり変わらなかったッス。
ただまあ認知度が高まっていけばなんだかんだ高齢層もイヤフォンを使うようになるのは目に見えてますし、ソレに合わせて多分イヤフォンの貸出であったり、あるいは玉での交換サービスなんかをやるホールも当たり前で出てくるでしょうから、そのうち「パチンコはイヤフォンを付けて遊ぶもの」みたいなコンセンサスが形成されていくことになるんでしょう。
んでそうなった未来にどうなるか、なんですけど、オレは断言します。店内はシーンとしません。たとえ台から出るBGMなどが一切なくなって、さらにはスマパチ対応になって玉の払い出し音が格段に小さくなったとしても、シーンとはならない。
なぜならその分、店内に流される歌謡曲等のBGMが爆音になるだろうと予想されるから。
予想っつか、これは確定事項だといってもいいです。
だって静寂は盛り上がりに欠けるからね。脳汁感が乏しい。もちろん打ってる人はイヤフォンで音聞いてるんで楽しいんですけど、そうじゃないんですよ。店に入ってまず熱気を感じるのはやっぱキュインキュインであったりガコッだったりホワタァ!であったりポキュンであったり、とにかくアツそうな「音」なんです。
それで遊技欲を惹起させられるからこそ「早く打たなきゃ」って気分にもなりますし、一切ないのは売上にもだいぶ悪影響のハズ。なのでそもそも「イヤフォンを差込み中は台から音がでなくなる」という仕様がそのまま広がる、ということはないんじゃないかな。
ルール的にスピーカーかイヤフォンかどっちかしか音が出せない、みたいなシバリがあるとしても、じゃあギミックから出るガッチャンガッチャンした音を上手いこと利用してなんか鳴り物にするとか、そこはどうにかして乗り越えつつ「基本はイヤフォンからの音だけど、店内も最低限賑やか」な状態を模索していくんじゃなかろうかなと思います。
まああとは何回もいいますけど店内BGMは爆音化。これも多分規定路線。
クラブとかもそうですね。店内の音はデカいほうが酒が売れるんすよ! クラブ行ったことないけども。
はいというわけで本日のネタである「イヤフォンジャックが標準搭載されたらパチ屋の中はシーンとなるの?」に対応する答えがこちら。ドン!
他の音がデカくなるよ!
はい以上! 本日はここまで! また来週~!