チワッスあしのです。
パチンコやパチスロに纏わる素朴な疑問について無理やり解答するこちらの企画、今回のネタは「MAXBETボタンを超える発明ってないよな?」です。
これ、もう知ってる人のほうが少数派だと思うのですが、パチスロにはその昔、MAXBETボタンがありませんでした。
んじゃどうやってプレイすんだよというとBETボタンを3回押してたんですね。
ぺぺぺ! って手首のスナップを効かせて連打する感じ。
人によっては指先でタタタッてやる人もいましたし、アーケードゲームでいうピアノ押しみたいな感じで人差し指と中指で交互にビラビラビラと連打する人もいました。
また、手のひらをグーにしてドスドスドスと3回叩く人というのも当然おり、今ではちょっと考えられないですが、これがめんどくさいので極力メダルを手入れでプレイするぜという人もいたとのこと。
ちなみにメダルの貯留(クレジット)機能を初めて持った機種は1988年に出た「ウィンクル」(2号機)でMAXBETボタンの初搭載機は1991年に出た「ミラクル」(3号機)だそうです。筆者はまだ小学生~中学生くらいなので打ったことねぇ。
じゃあマックスベット非搭載機種をそもそも触ったことがねぇんだなというとそんなことはなく、何機種かは現役機種を打った事があります。
はい、実は「ミラクル」でMAXBETボタンが搭載されてからもしばらくはBETボタンしか無い機種は普通に発売されており、それでいうと1997年の「ジャグラー」なんかは下手したら5号機に突入するギリギリのタイミングまで稼働させてたぜという店もまあまああるはず。
なので例えば北斗世代と呼ばれる人たちの中でも、これを触った経験がある方はおられるでしょうし、触ったことない人はこの辺のギリギリ触ったことがある世代に「え! お前触ったことないの!?」みたいな感じで上から来られる事もあるかもしれませんな。
もちろん触ったことがあるからエラいとかは一切ないですし、むしろジジイがシワの数を自慢するみたいな具合の悪さがあると思いますが、こういうのは何となくマウント取りたくなるものなので仕方がありません。笑って許してください(このコラム自体がある意味でそういうマウントなんだけどね!)
「ナビ」のほうがさらに天才
で、今回のネタである「MAXBETボタン以上の発明ってないよな?」なんですけど、これはどうなんですかね。
確かに最高な気がしますが、ソフトウェア的なものも含めると「押し順や色のナビ」の発明も相当デカい気がしてます。
少なくとも四号機以降のパチスロの隆盛ってAT抜きには語れませんし、5号機の黄金時代も押し順ナビなしでは成立してないと思います。
いまの6号機なんか言わずもがな。ATというシステムが存在しなかったらスマスロ用のユニットなんか誰も買わないし打たない。
「いやノーマルタイプで大丈夫」っていう人も当然いるでしょうしミクロな視点でいうとたしかにそれでいいんですけど、それだと多分市場規模が1/3以下になっちゃうんじゃないですかね。
ATはいままで通りでMAXBETが消えるのと、MAXBETはそのままでATが消えるののどっちがキツイかというと、俺は後者だと思います。
もちろん、別にATなんか無くても四号機の山佐のテトラ機とかは今打っても多分楽しいですし、あくまでも「時代によっての遊技機規則によりけり」みたいな感じなんだと思いますが、それでも最大限控えめに見たとしても、重要度的にはMAXBETと比べるとどっこいどっこいかATの方がちょっと上なんじゃないかと思います。
というのもですね、前述のMAXBETが無いジャグラーなんかそうなんですけど、ずっと打ってると「ぺぺぺッ」て3連打するのがそんなに苦じゃなくなってくるんですよね。
いまだと「ベンリーシステム」みたいなMAXどころかBETボタン自体がレバーと一体化してる機種がありますが、あれずっと打ってると「超便利だな」ってなるけど別に他の機種に移動したとて「不便だな」とはあんまり思わないすよね。
考え方はそれと一緒で、MAXBETがなくなったらなくなったで、みんな「ぺぺぺッ」てやるだけでそんなに「不便だな」とはならない気がします。
でもATが消えるのは超キツい。俺たぶんホール行かなくなりますもんとりあえず。
まあこの辺は好みもあると思いますけどね、あくまでも俺はそう思うという話です。
というわけで今回のネタ「MAXBETボタンを超える発明ってないよな?」に対応する答え。
「そうでもない!」です。以上! アザシタ!
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