【第63回】遊タイム~ボーダーへの影響
※『パチンコ正攻法』過去の連載まとめはコチラから。
前回に引き続き、遊タイムについて。
機種は同様にP大海物語4スペシャルを例にとりあげる。
■P大海4SP 遊タイムの仕組み
- 通常時950回転(時短含む)消化で350回転の時短(遊タイム)に突入
- 一度突入したら、同一ハマリ間での再突入はなし。
このような仕様になっている。
当たった場合の確変突入率は通常時と同じだが、時短がすべて120回転になるので、通常時よりも幾分有利となる。
当たった場合の平均連チャン数は3.034回。
1回1400個とすると平均獲得出玉は…
1400×3.034=4248.2個
となるが、電サポ中の玉減りも考慮せねばなるまい。
確変・時短で1回転あたり0.9個減とすると約4060.5個となり、さらに遊タイム中に玉が減る分を考慮すると3868.9個となる(玉減りについての詳しい計算方法は今後改めて解説する予定)。
ともかく、当たれば平均4000個近くの出玉を得ることができる。しかし問題は遊タイム中に当たるかどうか。
前回説明したように、時短350回転で当たる確率は66.61%。
2/3の確率で当たり、残る1/3は当たらず終了となってしまう。
いや、当たるかどうか以前に、遊タイムそのものが発動しなければ意味がない。
遊タイム発動の条件である通常時950回転より前に当たってしまう確率はなんと94.91%もある。遊タイム発動率は5.09%しかないのだ。
時短中は除外し、100回転消化時点からみると遊タイム突入率は6.97%、120回転消化時点からだと7.42%となる。
両者を総合した遊タイム突入率は7.26%(初当り約14回に一度)となる。
まとめると、P大海4SPの遊タイムは初当り後7.26%の確率で突入し、その場合は66.16%の確率で当たる。そして当たれば平均3868.9個を獲得できる。
これを初当り1回あたりの期待出玉に換算すると187.1個となる。
初当りごとの平均出玉は、遊タイムなしで計算すると3975.5個。これに遊タイムの上乗せ分187.1個を加えると4162.6個となるのだ。
等価ボーダーにすると千円あたり0.9回転差となる。これで遊タイム=オマケに過ぎないことをご理解いただけただろうか。
機種により遊タイムの仕様は異なるものの、どれもボーダーに大きく影響することはないだろう。
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