【第90回】1万日の振れ幅(2)
※パチマガの計算番長「アラプロ」による『パチンコ正攻法』過去の連載まとめはコチラから。
前回は、「期待収支±0円の台」で1万日実戦した場合の累積収支グラフをお見せした。
1万日トータルではおおむね収支チャラに落ちつくわけだが、その過程では500万円程度の浮き沈みが出ることは珍しくないと説明した。
ただ、前回お見せしたグラフはあくまでも一例にすぎない。1万日実戦するたびに当然グラフの形状は変わってくる。
そこで、前回お見せした以外にどんなパターンが出現するのか、別のパターンも見ていこう。
シミュレート条件は前回と同じ。P大海5、等価ボーダー±0回転、12時間実戦×10000日である。
【例1】
1日目から2200日あたりまでは小刻みな上下を繰り返しながらも400万円近いマイナスになっていく。
そのあと急激な好調期となり、およそ300日という短期間で400万円以上もプラスになる。
4500日あたりをピークとして下降に転じ、6200日あたりまで500万円以上の長いマイナス期となる。
6200日あたりから一進一退を繰り返しながらも「上昇基調となり10000日前の間に300万円強のプラスになっている。
そして最終10000日目にはわずかにマイナスではあるもののほぼチャラと言っていい収支に落ちついた。
このグラフでもやはり、1万日間の振れ幅(累積最高収支と最低収支の差)は500万円を軽く超えている。
では次の例。
【例2】
グラフの推移について詳しい実況解説はしないが、10000日トータルでなんと約1000万円ものプラスになっている。
このような長期的な幸運の継続だって決してありえないわけではない。
なお、第88回で「10000日分の1日平均で500円以上ブレることは一度もない」と書いたが、これは誤りだった。その程度ならたまにある・
ただ気をつけてほしいのは、これは年365日無休で12時間×約27年間打ってようやく約1000万円勝てたわけであり、年間にすると37万円程度、月間では3万円程度にすぎない。
「1000万円のプラス」と聞けば毎日出まくり、勝ちまくり状態を想像する人もいるかもしれないが、実態はそれと様子が全く異なることはお解りいただけるだろう。
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