というわけで、新装初日の1月6日。かなり期待して打ちに行った。目の前の人に取られるかとヒヤヒヤだったが、そちらの方は番長狙いでほっとしたよ。

最近の京楽のバランスが自分の好みと合致していてどれも楽しめているので今回も楽しみにしていた。ところが打ってみて大きく期待を裏切られたのである。

これは「つまらん」と。

その原因はわかっている。カスタムの「カラータイマー告知」のせいだ。

打つ前からこのカスタマイズはダメだろう、と思っていたが案の定自分には合わなかった。レールガン2でも「後バレ」があったがバレは入賞時に発生してこそ面白い。

入賞時に全力を込められるから明確な「待ち」ができるし、鳴ってからさあどうなる? を楽しみたいのだ。

なのに、ウルトラマンの先バレは変動開始時や変動中などさまざまな場所で鳴る。これが個人的に微妙。どこで力を込めればいいかわからない。

期待感が分散されるし、「待ち」がおぼろげになるからだ。ココとココとココ！って明確に把握できてたら違うかもしれないけどな。

じゃあなんでそのカスタムでやってるんだよ？ って思ったかもしれんけど、動画的にはやはり「先バレ」に一番視聴者の需要があるんだよね……。特に新台最速実戦では。

とはいえスペックは申し分ないし、なにか面白い打ち方はないものか……とまずはノーマルモードに変更して打ってみたところ、すぐに大当りが発生。

ひとまず通常時の面白い打ち方を模索するのはあとまわし。STはどうだろうか？

ぶっちゃけ、ラッシュが高性能＆ラッシュ中さえ面白ければそのラッシュやりたさに通常時を乗り越えられるというのもパチンコ。

頼むぞ、STは面白くあってくれ。

まずはデフォルトで消化していくことにする。するとSTは素晴らしく面白い、というか自分好みである！

どうやらテンパイすればなんとでもなりそうなタイプで、信頼度を眺めてみても「ノーリーチスルーはできるだけ発生しないようなバランス」に仕上がってるみたい。

ST85回転でリーチもテンパイ煽りも楽しめない、ということはほとんどなさそう。これはいい。

そう、スルーはどうしても発生してしまう。その嫌なSTスルーでも、その間にどれだけ楽しませてくれるか、が私の機種評価のポイントだ。ウルトラマンはその点、STの楽しませ方がよくできている。

STのバランスとしては他メーカーで恐縮だが初代の真・北斗無双に近いかなと。先読み3回でチャンス、4回ならリーチ。保留変化の塩梅もちょうどいい。また強予告が出てないとテンパイしない＆当たらない、というわけでもなくテンパイするかどうかわからない演出からテンパイして、それが当たりに結びつく。

強予告じゃないとテンパイしないし当たらない、というバランスだと「当たりを引かないと楽しめないST」に仕上がるので嫌いなのだが、ウルトラマンはそうじゃないようで安心した。

なにより、テンパイするかどうかわからない、という演出からテンパイ→大当りするようなSTって、テンパイ煽りだけでもワクワクできるから好きなのよね。

すぐさま気に入ったこのウルトラマンのSTだが、このあとも継続させた。そこでわかったのが大当り時の演出占有率の割り振り方がうまいということ。大当りのメインは「どっちに転ぶかわからない演出」から発生するのだが、絶妙な塩梅で赤保留などのほぼ当たる演出で安心させてくれる。

このバランスって難しくて、安心安全なパターンでの占有率を上げてしまうとスルーするときはなんも楽しめないSTになるし、かといって「どっちに転ぶかわからない演出」での当り一辺倒だと安心できる瞬間がないため常にヒヤヒヤSTになりがち。そこの塩梅が絶妙だ。

しかも当たれば2400個。1回～2回当たるだけで次の大当りを目指す気持ちになれる出玉を獲得できるのはやはりでかい。ぶっ刺したときの興奮はすんごいし、２回刺せばLT。なので右で1回当てたときの興奮がやべえ。ヘソの出玉とあわせて3000玉ほどになるし、あと一発でLTとなるこの瞬間が最高なのである。LTにいく過程がこんなに楽しんだぜ。やばい、さすが俺が楽しみにしていた台や！※てのひらクルクルー！

ということでSTは満点。これならば通常時が厳しくても大丈夫だし、もう一度打ちたくなる。そしてST中にすでに通常時を面白く打てるカスタムは見えていたため、そのカスタムを実行してみた。

それは先読みチャンスである。このカスタムは先読みが出たときの信頼度がちょっと高すぎるかな、とは思っていたものの占有率の塩梅が70%とちょうどいい。

そしてウルトラマンを打っていて感じたのは覚醒チャンスなどのあおりがうまく生きるカスタムがあればめっちゃ楽しく打てそうだ、ということ。

なので先読み無し（SAOの白バレやどシンプルでもいい）があればそのカスタムがベストだったがあいにく先読みなしは存在しない。

そこで先読みチャンスである。

先読みがきたら信頼度70％。占有率70％なので「待ち」としてもいい塩梅。占有率50％だと微妙なのよね、待ちとしては。

で、先読み無しの占有率が30％あるので、先読みなしの覚醒チャンスなどのあおりがけっこう活きてくる。

そう、「炎炎ノ消防隊」の先読み熱に近いバランスで楽しめるので、先読みがない変動も決して死に変動ではなくなる。

このカスタムでやるときっちり楽しめるようになったゾッ！ぜひともこのカスタムを試してみてほしい。

もしくはノーマルモードかな。

カラータイマー告知は自分的にナシだが、一度はやってみるといいかも。たぶん私と同じ感想になると思う(笑)

正直通常時に関してはまだわからないことも多いが、当てた先にこのRUSHが待っていると思えば全然大丈夫。LTに入れるまでの道のりがハッキリ見えているからこそ下位RUSHからワクワクを楽しめるっていうのが最高だね。

ということで覇権、握れると思うぜこの台は！さすがは今をときめく京楽＆OKだな！

まさにオッケーな台だった(うまい)。

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