「パチンコで喰う」が昔話になる日がくるとはね
喰える喰えないどころかプラマイゼロすら厳しい自称プロパチンカーの過去記事は→コチラから
Xで今のパチンコの状況はひどいと少し話題になっていたのを見た。自分も正直そうは思う、喰えるレベルの台は見つからない。
しかし、最近何度か書いているように今年の夏くらいから状況は良くなり始めており、好転しているのも確かだ。
「喰えるレベルの台は見つからない」と書いたが、じゃあ楽しめる台(ボーダー~ボーダー+2)はどうかというとこれは十分見つかる。むしろ一列ボーダー+2前後、という形で頑張るホールさんは多くなった。
手前味噌で悪いが、私が収録で訪れるホールさんはだいぶ頑張ってくれていて、ボーダー+2は充分ある状況だ。
しかし一言にボーダー+2と言っても貞子のボーダー+2とうまい棒の+2ではとてつもない差があるので、ここは最も一般的な機種の一つと思われる大海5SPを例にあげてみよう。
電サポの増減コミで1Rあたりの出玉を140個、持ち玉比率50%で計算した場合の大海5SPのボーダーラインは約17.268回。+2.0となる19.268だと一日で通常時を2000回消化した場合の期待値は約12000円、+4.0となる21.268だと約21700円となる。
見ての通り喰えるレベルとなるとボーダー+2では足りずボーダー+4くらい欲しいわけだが、店はそのレベルに足るボーダー+4以上をなぜ置かないのか? というとそれにはいくつか理由がある。
①昔より諸経費が嵩み交換率も上がっている現在ではボーダー+4以上となると数多く設置できない。その上数少ないそのボーダー+4以上の台をお店が掴んで欲しくない層が掴んでしまう可能性も高い。
②ボーダー+4以上を数台置いて頑張っても、その他の台はやはり平常営業のメンテナンスとなり、一部の打ち手から「どうせ専業・軍団に取られるだけ」と不満があがる。
③いままでボーダー前後でも打ってくれていた客にボーダー+4を打たせてしまうと、それ以降ボーダー前後の台を打ってくれなくなりそうで怖い。
まだありそうだがおおむねこのあたりの理由だ。
ホールとしてはやはり還元台は一般ユーザーに楽しんでほしい。
なのでプロが打つには足りないけど、一般ユーザーが打つ分には足りるというメンテナンスの台が増えるのはホール経営では当たり前のことである。
よってこの流れが続けばこれからもプロが満足な収入を得ることはどんどん難しくなっていくだろう。
パチンコ一本で生活しようとするプロには厳しい時代だが、一般ユーザーには悪い時代でもないのかもしれない。
もちろんどこに行ってもボーダー+2が打てるわけじゃなく店と行く日に厳選を重ねての話だからやっぱり厳しいんだけどな。
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