※この連載は元パチマガライターにして現人気YouTuberのジャイロ(旧ジャイロキャプテン)が正攻法とオカルトのハイブリッド理論「ジャイ論」を軸に吠えまくる毎日更新コラムです。記事内のすべてはジャイロ個人の感想、妄想、怨念ですのであしからず……。

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前回、初めての冒険に興奮冷めやらず、深夜のうちに出発した我々。

昼過ぎには山梨県に入っており、初日の勝負は山梨県だったのを覚えてる。

打った機種はマジカルランプ。サクッと当てて撤収した。適当に入って適当に打つとか若いって怖いね！

で、初日は寝ずに出発したこともあり、夕方にはくたくたで、地方の自治体？の宿案内で見つけた宿に宿泊した。

お互い限界を超えてて、19：00には布団にもぐってそのまま朝までストレートに眠り続けたなあ。

翌日は山道に苦戦しながら、黒部ダムを眺めたり、山のてっぺんから景色を眺めたりと観光三昧。二日目は一発もはじきませんでしたね。

金沢は遠いということで行くのはあきらめ、飛騨から南下してパチンコの聖地名古屋で宿をとることにした。

そう、パチンコ勝負は翌日である。

友人が新装開店のお店を見つけてきて、そこで勝負することに。今のように一人ずつ入れるなんて生ぬるい開店ではないのでもみくちゃになりながらキープしたのは友人が「CRフィーバービッグパワフル(大当り確率1/398)」、私は「CR大工の源さん(大当り確率1/438～1/369)」だった。

お前ら、自分たちの軍資金理解してる？若いって怖いね！

ところが若さゆえの恐ろしさか、モノを知らぬ恐ろしさか、二人とも結構なプラスで終えてるからタチが悪い……。

友人がどう当てたか、はわからないが、自分は投資8000円ほどでヘルメットが高速コンベアに発展し大当り。

その出玉で確変をぶち当てて5連チャン、ここまではしっかり覚えてる！

当時の新装開店は勝ちやすかったとはいえ、この旅でボロ負けでもしていたら人生は変わっていたかもしれない。

16時ほどで切り上げ、三島に戻るか……というときに道中で友人が白バイにつかまったり……

浜松でもう一勝負して、ギンパラ3回権利でカメさんをノーマルでぶっ刺したりしつつ、三島に着いたのは23：00をゆうに過ぎていた。

人生で一番楽しい旅だったが、じゃあタイムスリップして同じことができるか？と言われたら無理だなあ。

全財産3万円で2泊3日の旅路、パチンコをして稼ぎながらいこう、とかどんな頭してたらこんな旅を実行に移すのか。※預金？そんなもんねえぞｗｗ

とはいえ、読者のみんな。若いころにしかこんなことできねえから２０代前半の人がいたらやってみてくれｗｗ

楽しいぞ！

で、パチンコ人口が増加していたのってね、「勝てた」という成功体験の多さ＆ほどよいリスクとリターンだったと思う。

当時も「CRの射幸性はやべえやべえ」と言われており、事実、この旅のあとには「社会的不適合機」とか言われてCRがいくつか撤去されたし

規制もかかった。

それでも毎日打ちに行けるような環境だったと思うし、だからこそ人口も増えたんだろう。

今は普通の金銭感覚で頻繁に打ちに行けるような射幸性ではなくなってるし、たまに行くにしても気楽に打ちに行けるほどでもないからね……。

今の学生さんとかどう立ち回ってるんだろ。この頃の俺は2万負けたら絶望して叫びながら台パンしてた(誇張無しガチで)から、今の勝ち負けの幅にはついていけなかっただろうし、今の状況ならパチンコやってなかっただろうね。ってことはまともな人生を歩めてたかもしれない!?

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