
【第17回】等価ボーダーの活用法
※『パチンコ正攻法』過去の連載まとめはコチラから。
前回、新世紀エヴァンゲリオン~未来への咆哮~の等価ボーダーを算出した。
大当り確率分母1/319.7
大当り平均獲得出玉 4645個
ここから、
319.7÷(4645÷250)
=17.2(回/千円)
という数字が出た。
つまりこの機種は、約320回転まわせば4645個の出玉が得られる台と見なせばいいわけだ。実際には荒れるだろうがビビってはいけない。余計な考えは捨て、「320回転につき4645個出る台」と機械的に決めつけて臨めばいい。
それでは等価ボーダーの色々な利用法を紹介していこう。
まずは「1箱判別」をやってみよう!
本機の場合、10R出玉(約1400個)で何回まわるかをカウントしてみるのがいいだろう。
出玉1400個の場合、貸玉料250玉/1000円として
1400/250=5.6
貸玉5.6千(5600)円分に相当する。
等価ボーダーは17.2回/千円だから、
17.2✕5.6=96.3
つまり10R出玉(1400個)で97回転以上まわれば等価ボーダーを超えていることになる。
では、97回転まわした時点で玉が200個残っていたとしたらどうだろう?
これは10R出玉(1400個)1回分を打ち込む毎に200個のプラスが出ることを意味する。
1日20回当てたとすれば4000個の純益が出る。等価計算で16000円のプラスだ。
現金投資中はもちろん、持ち玉時もこのような「1箱判別」を繰り返すことによって、回転ムラも徐々に平均化され、その台本来の回転率が判明していく。と同時に、「等価ボーダー分まわした時に玉が何個残るか」を量ることにより、その台の大まかな期待収支まで判明してしまうのだ。
では、等価交換でない場合はどうか?
たとえば4円貸玉、3円交換で考えてみよう。
まず、持ち玉時は等価ボーダー以上まわれば玉が増える計算になるのだから、等価ボーダーを超えていれば打ち続けて構わない。
ただし持ち玉ができるまでは現金投資が必要になる。詳しい計算はここでは省くが、目安をいっておくと、3円交換では等価ボーダーより1割ほど余分にまわせてようやくボーダーラインに達する。
また、持ち玉がある時に粘るか、すぐに交換してしまうかによりボーダーが上下する。
換金ギャップがある場合、換金した時点で損失が生じるので、玉で打っている限りは等価と変わらない。だから交換回数は極力少なくすることが重要なのだ。
このように、等価ボーダーさえ判明していれば他の交換率にも対応できる。実際のところパチプロと言われる人たちは、ネットや雑誌のボーダー欄を全部チェックするようなことはまずなく、ほとんど等価ボーダーの欄しか見ていない人が多い。

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