
機種名だけではどんな機種なのか想像もつかず(!?)、あまりにもクセが強すぎたために(!?)、どこにも記録が残っていないような迷機を取り上げるこのコーナー。
今回取り上げるのは、「CR P-MAN」(2002年・京楽)だ。
それでは、レッツラゴー!!
美川憲一と融合して遊技生物「P-MAN」誕生!?

大ヒットした育成シミュレーションゲーム「シーマン」、そのパロディ作品として登場したのが本機だ。
キャラの「P-MAN」は歌手の美川憲一がモチーフとなっており、さまざまな姿に変態し肉声でいろんなセリフをしゃべる。
スペックは出玉違いの2種類あり、メインの『Z』が大当り確率1/315.5→1/63.1・大当り出玉約2100個(15R×10C)・確変突入率1/2&1回ループ、『X』が出玉約1900個(9C)で他は同じ。

液晶両脇の水槽部には樹脂製の“水草”が入っており、“P-vib”同様に震えれば大当り確定となった(水草予告)。

予告アクションにはまず「触覚変化」によるモード変化があり、ノーマルモード・バイブモード・昇格モード・予告モードの4種類ある。ノーマルモードは滞在率が最も高く、ごく普通の展開になる。バイブモードでは大当りする場合のほとんどでP-vibが発生。昇格モードでは大当り時に確変昇格する割合が高い。予告モードではP-MANがしゃべればリーチになるという特徴があった。
また、P-MANの色が変化する「色彩変化」発生ならプレミアムだった。

リーチ時に小さなP-MAN群が出現する「チビP予告」では、その泳ぎ方が4種類存在し、Uターン<一直線<一回転の順に期待度がアップ、V字ならプレミアムだった。

スーパー発展時に突然出現する「大変態演出ムービー」は、大変態系スペシャルリーチ発展時のみ発生するカットイン予告。
予告はほかに変動開始時にP-MANが泡に包まれるリーチ予告や連続予告、盤面のランプが光るハイパーフラッシュ予告などがあった。

リーチアクションは、まず普通のノーマルリーチとコマ送り&拡大するロングリーチ(熱帯魚出現でプレミアム)、ノーマルハズレから発展するのど自慢リーチ(岩出現でプレミアム)がある。
P図柄(10・11・12)のチャンス目停止から発展する複数ラインリーチには2or3ラインがあり。

本機のクライマックスといえるのが3種類ある大変態系スペシャルリーチ。
ドラゴンリーチではドラゴンP-MANがクシャミをすると図柄が飛び出す。最大3回までチャンスあり。背景のめくり台の「リーチ」の文字が「大当り」ならプレミアムだ。

アメザリリーチではアメザリP-MANの巨大なハサミが図柄を誘導。背景下部ライトのアニメーション速度が倍速ならプレミアムだ。

チビPミサイルを搭載したサブマリンP-MANが登場するサブマリンリーチでは、大当り図柄の数に注目。ハズレ図柄を爆破できれば期待度アップ。トロフィーが出現するプレミアムもあり。
他には『CR華観月』でおなじみの赤短出現から発展する全回転リーチもあった。

そして、一番何気に重要だったのが美川憲一の肉声によるP-MANボイス。「調子はどぉ」「おだまりっ」「あせっちゃダメ」といった至って普通のセリフをはじめ「はじっこ歩きなさいよぉ」「次もこの台座んないとおしおきよ」「アッコもこの台やってくれるかしらぁ」「うの、元気にしてるかしら」みたいな面白セリフまで、とにかくいろんな種類があった。もちろん「鉄板よぉ」「当たってるわよぉ」といったプレミアムパターンもあり。しかし、当時の騒々しいホールの中では、耳栓していたこともあるけどなんて言ってるのか聞きとれなかったよね…。
<つづく>
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