ハネモノや一発台ではもちろんのこと、デジパチでも最近では盤面だけでなく筐体のあらゆるところに設置されてきた「役物(役モノ)」。
中には“ギミック”と呼ばれて巨大化したり、パチンコの進化とともに現在に至るまで発展し続けてきた。
そんな「役物の世界」を振り返るのが、このコーナー。
今回取り上げるのは、「CRヘブン気分」(2002年・タイヨーエレック)だ。
それでは、GO!!
役物のインパクトも凄いが、疑惑もあったノーマル台!?
まずは盤面右に鎮座する巨大な「灯台ランプ役物」に目を引かれるだろう。存在感抜群なこの役物は、上部が赤く点灯すれば大当り確定となる一発告知の役割を果たしていた(※下の白い部分はそのまま)。この巨大役物のせいで、7セグと電チューの位置が微妙に真ん中よりズレており、とにかく違和感がハンパなかった。
そして、盤面上部にある「ウェーブゾーン役物」により、玉がヘソへ到達するのを妨げられるという、前代未聞のゲージ構成が当時も話題となった。右の灯台にブチ当てるとみんな死に玉になるし、ウェーブ役物に玉が乗っかってもみんなほとんど外に弾かれてしまうし、とにかくストローク調整が難しかった。
また、当時は「CRひとみの料理教室2」の前例もあり、見た目的にも導入前からあらぬ疑いがかけられていたが、結果的には普通の台だった。
見た目ばかりに気を取られがちだったが、実際それが最大のウリだった。
まずは予告からだが、「ヘボ予告」は名前通りのヘボい予告。「サンダー予告」と「タイヨー予告」は出現すればかなり期待できるアツい予告だった。
7セグながらリーチは多彩と言える7種類あり。やはりBGMに合わせて回転する「クラシック名曲シリーズ」がアツかった。すべてにおいて「ロング」になればアツかった。
確変昇格演出もあり。全出目が高速回転後にどちらが表示されるかで昇格かどうかが決まった。
スペック的にはこんな感じで、当時としても普通のCR確変機だった。しかし、型式名が「CR太陽の季節」なのに、機種名が「CRヘブン気分」て…。こんなところからも、疑惑が生まれたんだろうなあ。
そして、このカタログだわ。そりゃあ、そそられるわな。
<つづく>
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(C)TAIYO ELEC
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