【アカン】パチンコ屋で暴行事件。しかも相手がまさかの…

ホールで出会った奇抜な隣人を紹介するこちらのコラム、ちょっと前にホールで財布盗まれた時の話をちょびっと書いたんですけど、それについてのお便りがあったのでご紹介します。ペンネーム「かず」さんからですね。こんちはかずさん！

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財布は自分もありますよ。しかも２回！

一回は、取られて近くのショッピングセンターのとこにガワだけ捨てられていました。

もう一回は、防犯カメラでパクったヤツを発見してもらってから店に通報してもらい、警察官のみなさんに来てもらいました。諸々終わった後「犯人に何か言いたいことがありますか?」と問われたので言いたい事をやんわりと言ってやりました。

その後、なぜか犯人がおまわりさんをドツき、おまわりさんたちが全員で怒号と共に犯人を力ずくで取り押さえてました。

悪い事はしないに越した事ないですよ！　拾ったら届けたほうが良いです！

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オウ、バイオレンス！

モノの本で読んだ話ですが、お巡りさんをドツく、つまり公務執行妨害というのは「被害者がお巡りさん自身」ということで事実関係の確認の必要がなく、すなわちそのまま勾留確定になるそうです。これは映画の中でも別件逮捕の手段としてよく出てくるやつですな。

ただこれ殴られたお巡りさんには結構面倒な行政上の処理が発生するらしく、本音を言うとあんまり捕まえたくないという話がありました。

なので程度にもよりますが1人のときは無かったことにすることもあるみたいなんですけど、今回のかずさんの話みたいに複数の警官が見てる前でシバかれたりすると有耶無耶にすることが出来ず。

しかも目撃したそれぞれの警官が、もれなくめんどくさい書類を作ハメになるそうです。従って複数人が見てる前で公務執行妨害があった場合、お巡りさんたちはマジギレするんだとか。

まあどっかで読んだ話に過ぎないのでホントかどうか知りませんけども、いかにもありそうな感じではありますね。

ちなみに筆者がサイフをパクられた時はお巡りさんが同伴でもパチ屋さんは店内の監視カメラを見せてくれず。

そんなことあるん？　と思いつつ警察署で調書（？）だけはしっかり1時間くらいかけて取られたのち「まあ多分出てこないね」みたいなことをカジュアルに言われ、だったらこの時間は一体なんなんだよと国家権力の無力さを思い知らされたもんであります。

たまに「日本の治安は良い」みたいなのをことさら取り上げた動画なんかで、外国人旅行客の声として「レストランに財布を忘れたんだけど、スタッフさんが走って届けてくれたんだ。ワオ、もうびっくりさ。日本ってスゴイ国だね。だってチップ代わりに盗られちゃってるよ、ニューヨークならね」みたいなのがあったりします。

これは「日本ではどこであろうと落としたものが返ってくる」みたいなのを言いたいんだと思いますけども絶対嘘です。

だってパチ屋で財布をなくしたら、まず出てこないもん。

オレはもう25年くらいホールに通ってますけど、失くした財布が出てきたという話は誰のクチからもついぞ聞いたことねぇし、すくなくとも「どこであろうと返ってくる」は言い過ぎです。パチ屋以外では、って言って！

と、実はこれはパチ屋だけが特別そうだ、というわけではなく。

恐らく海外のカジノとかでも同じであろうと思われます。

鉄火場というのは極論するとカネの取り合い、ゼロサムゲームであり、他が負けて自分だけ大勝ちするのと、落ちてた財布を奪うこと間には、心理的な距離があんまりない人ってのが結構いるんじゃないかとオレは思ってます。

もちろんオレはちゃんと届けますけどもね。あくまでもそういう人の割合がきっと多かろう、という話です。

あと場所的な特性でいうと、パチ屋は便所の後に手を洗わない人の割合とか、台パンやらGOGOランプ根性焼きやらみたく、なんかあった時にモノにあたる人の割合も他所より高そう。

まあ、ただのイメージですけどね。でも実態とあってそう、そのイメージ。

…おい、パチ屋の民度！