
【第3回】昔と今のパチンコは違う!?
※『パチンコ正攻法』過去の連載まとめはコチラから。
私がパチマガ編集部に入ったのは約28年前。
このときはすでにセブン機が主流になっていた。
スタートチャッカーに玉が入るとデジタルが回転し、特定の図柄が揃えば大当りになるという仕組みで、現在主流のパチンコ機と基本は同じだ。
デジタル画面が巨大になったり、演出面ではかなり進化したものの、一方、パチンコの勝ち方の基本はその時代から全く変わっていない。
セブン機には「大当り確率」というものがある。同一機種なら大当り確率はどの台でも同じであることも昔から変わっていない(設定付など例外はあったものの、普及しなかった)。
だから、同じ千円投資するならできるだけデジタルを多く回したほうが当たりやすい、という理屈が成り立つ。
そして、千円あたり平均何回転まわせば理論上、客のプラスになるかを計算したものが、いわゆる「ボーダーライン」である。
パチマガ他数誌の正統派攻略誌では、ボーダーライン理論を繰り返し強調し「パチンコは勝てる」ことを読者に説いた。
しかし実際には、ボーダーライン理論を実戦で活かして稼ぎを挙げた読者は全体の5%にも満たなかったと考えられる。
当時はデータカウンタ等も普及しておらず、回転数を空で(頭の中で)数えるのが面倒だとか、そもそも回る台が見つからないとか、回っても勝てなかった等の理由で諦めてしまう人が多かったためだ。
「そりゃ回るに越したことはないけど…」
「ボーダーラインはあくまでも目安でしょ」
「連チャンすればいいんだよ!」
などと冷めた見方をする向きは編集部内でさえ少なくなかった。
20年以上前までは、一度ボーダー理論を納得してしまえば店や台を何十軒もまわって探し当てるようになり、必要に迫られて釘も読めるようになり、回ることの重要さを体で覚えたものだった。つまり、実はこの時代は勝てるようになるのがラクだったのだ。
しかし現在では、液晶画面が大きくなったぶん釘のポイントが減り、ホール側も半ば機械的に回転率を全台揃えてくるようになった。また、台の入れ替え費用などの負担も増え、思い切って客に還元できなくなった。
その意味で、現在は昔より稼ぐのが難しくなったことは事実である。しかし勝ち方の基本は同じなので、収支を改善し、金銭的に破綻することなくパチンコを楽しみたいなら、やはり「勝ちに行くパチンコ」は必須であるといえよう。

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