
【第46回】1日の収支の荒れ具合
※『パチンコ正攻法』過去の連載まとめはコチラから。
パチンコの性質上、勝ったり負けたりするのは当然のことだが、だからといって運ばかりに頼っていては結局ホール側の思うツボ…という事実はすでにみなさんお気付きのハズ。
その荒波に翻弄されながら結局沈んでゆくのか、それとも着実に浮上するのか。これが勝ち組と負け組の分かれ目になる。
というわけで今回は「1日の収支の荒れ具合」について解説していくわけだが、ただ漠然と「1日の収支」と言われても、打つ機種やホールの交換率によって異なるのはもちろんのこと、打つ時間、軍資金、ヤメる条件などにより左右される。
また、打つ台の回転率(千円あたりの回転数)、電サポ中の玉増減などの入賞率要素によっても大きく変わってくる。
そうなると比較検討も面倒なので、ここでは以下のように条件を統一しよう。
「1日の収支の荒れ具合」統一条件
【条件1】11.5時間実戦
連チャン中に11.5時間が経過した場合は終了まで打つものとする。なお、10時間経過で持ち玉がない場合はヤメる。【条件2】等価ボーダー±0回転
特に指定がない場合、4円貸玉・4円交換にてボーダーライン±0回転の台を打つものとする。【条件3】大当り出玉と玉増減
パチマガ掲載通りとする。【条件4】呼び名は「収支分布」
以上の条件でシミュレートされた「1日の収支の荒れ具合」のことを収支分布と呼ぶことにする。
では実際に収支分布とやらを出してみよう。
題材機種は前回に引き続きe花の慶次~裂 一刀両断である。


これが収支分布グラフである。
その日の収支を1万円ごとに区切り分類し、グラフ化したものだ。
等価ボーダー±0回転の台を打っているのだから、全体的な収支はもちろんほぼチャラになっている。
平均すればチャラと言っても、日々の収支をみるとかなり荒れているのがわかるだろう。
まず15万円以上の大勝ちとなった日は3.3%。これは約31日に一度という割合になる。
次に10万円以上の大負けとなった日は6.3%。これは約16日に一度の割合となる。
このグラフを見る限り、大勝ちから大負けまで比較的まんべんなく出現しているのがわかるだろう。いや、むしろチャラ付近に落ち着く日のほうが珍しい。
たとえば1日の収支が±1万円以内となる日は8.7%(約11日に一度)となり、そう頻繁に起こらない現象であることがわかる。これが荒れる収支の正体なのだ。
次回もこの収支分布グラフを見ながら、収支の荒れ方について解説をすすめていく予定だ。
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