【第27回】1日の平均投資額
※『パチンコ正攻法』過去の連載まとめはコチラから。
大当り確率1/320の台を打つとき、早く当たる場合もハマる場合もあるが、平均すれば1/320程度に落ち着く。
これ超初歩的なお話。
千円あたり20回転の台ならば、投資16000円で大当り確率分(320回転)まわることになる。
すなわち、この場合の初当りまでの平均投資額は16000円になるわけだ。
しかし半日や1日も打つならば投資金額はさらに膨らんでしまう。最初から大きくハマったり、一度当たっても飲まれて追加投資というパターンもよくあるからだ。
では投資額は具体的にどれくらい膨らむのか?
たとえば千円20回転のPスーパー海物語IN沖縄5を11.5時間打つ場合、平均投資額は31100円になる。
初当りまでの平均投資額は16000円だから、その約2倍弱かかっていることになる。
ちなみに等価ボーダーちょうどの千円18.1回の台を打った場合、初当りまでの平均投資額は17657円、11.5時間実戦時の平均投資額は35300円になる。これも初当りの2.0倍にあたる。
では、もう少し回る台で、千円22回転ならどうか。
初当りまでの平均投資額は15290円、11.5時間実戦の平均投資額は27000円となり、初当りの約1.9倍になる。
このように、条件によって多少の変動はあるが、一般的な320タイプの機種で11.5時間打った時の平均投資額は、等価ボーダー付近やプラス数回の範囲では、初当りまでの平均投資額の大体1.8~2倍と考えておけばいいだろう。
つまり、その機種の大当り確率と千円あたりの回転数がわかれば、11.5時間実戦時の平均投資額もおおよそ見積もることができるというわけ。
なお、まわる台になるほど1.8倍、1.7倍と下がっていくという法則があり、
また、甘デジのように波の穏やかな台では、回る台になると1.4倍、1.3倍と低くなるのが通常だ。
平均投資額を見積もる際の参考にしてほしい。
今回は11.5時間実戦を前提に話を勧めたが、次回は5時間実戦、8時間実戦についても同様の数値を出してみよう。
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