【第109回】「超高継続機」の性質
前回、前々回は連チャン継続率80%と89%の比較だったが、今後、さらなる高継続機が出てくる可能性も高い。そこで今回は連チャン継続率90%を超えるような「超高継続機」について考えてみよう。
まずは前提知識として、連チャン継続率10%から90%まで(10%刻み)の平均継続回数を見ていただこう。
10%…1.11回
20%…1.25回
30%…1.43回
40%…1.67回
50%…2.00回
60%…2.50回
70%…3.33回
80%…5.00回
90%…10.00回
これは連チャン1回で終わってしまう場合も含めたものだ。もし初回が確変図柄等で次回までの継続が確定しているならば、これに1を足したものが平均継続回数となる。
では90%以上ではどうなるだろうか? 90~99%まで1%刻みに見ていただこう。
90%…10.00回
91%…11.11回
92%…12.50回
93%…14.29回
94%…16.67回
95%…20.00回
96%…25.00回
97%…33.33回
98%…50.00回
99%…100.00回
冒頭で言った「継続率90%を超える超高継続機」というのは、すなわち平均継続回数が10回を超えるようなスペックと考えればいいのだ。
たとえば大当り1回の平均出玉が950個、継続率90%ならば平均獲得出玉は900×10=9500個となり、ラッキートリガー機の要件(期待出玉9600個未満)を満たしていることになる。
ところで、継続率90%と99%を比較すると、継続率は9%差なのに、平均継続回数は10倍もの差がついている。90%を超えるような超高継続の世界では、たった1%の差が大きいのだ。
たとえば継続率90%と91%を比べると、たった1%でも平均継続回数は1回違う。すると期待出玉も1割の差がつくのだから、ボーダーライン等にもかなりの影響がある。
これでも十分大きな差だが、では98%と99%を比べるとどうか?
98%では平均継続回数は50回、99%では100回となり、たった1%で50回もの差が出る。
このように、超高継続率の世界ではたった1%でも期待出玉には大きな差がつき、なおかつプレイヤー側はその差を実感しづらいという大きな特徴がある。
実感しづらいゆえに、ただ高継続というだけで飛びつくと思わぬ罠にはまる危険性が高い。このようなスペックほど事前にしっかり計算してから臨むべきなのだ。
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