ハネモノや一発台ではもちろんのこと、デジパチでも最近では盤面だけでなく筐体のあらゆるところに設置されてきた「役物(役モノ)」。
中には“ギミック”と呼ばれて巨大化したり、パチンコの進化とともに現在に至るまで発展し続けてきた。
そんな「役物の世界」を振り返るのが、このコーナー。
今回取り上げるのは、「CR神龍物語」(2003年・平和)だ。
それでは、GO!!
自分の顔が液晶内に出現すればチャンス!?
本機シリーズは5種類あり、CR版の『YJ』が大当り確率1/349.7→1/63.5・出玉約1890個・確変突入率50%・すべての大当り終了後に時短100回付き、同『YK』が大当り確率1/349.7→1/63.5・出玉約2100個・確変突入率50%・すべての大当り終了後に時短100回付き、同『YS』が大当り確率1/349.7→1/63.5・出玉約1650個・確変突入率50%・すべての大当り終了後に時短100回付き、同『XJ』が大当り確率1/314.7→1/62.9・出玉約1890個・確変突入率50%・確変終了後に時短100回付き、現金機版『V』が大当り確率1/227.7・出玉約1920個・大当り終了後に時短30or50or70or100or200or10000回。
そして本機の最大の特徴が史上初となる液晶上部にあるカメラ役物で、それによって撮影された画像が液晶内に登場する「パチショット」機能が搭載されていた。
カメラが作動するポイントは、大当り時の記念撮影と予告アクション「パチショット予告」として。
予告アクション時に作動した場合は、カメラで撮られた自分の顔がリーチ発展時に液晶内に突如表示され、激アツ予告の役割を担っていた。
また、液晶右のキャラ役物(ブタ・トラ・パンダ)は同一キャラを三匹までストックし、三匹貯まればスーパーリーチ確定となった。
予告はまず「フレームチェンジ予告(図柄のフレームがブタ・トラ・パンダのいずれかに変化。赤竜になれば大当り濃厚)」と「ちびキャラ予告(ブタ・トラ・パンダのちびキャラが覗くor転ぶor飛び込む)」があり、この2つが複合すれば鉄板だった。
そして前述のリーチ発展中にカメラが作動する「パチショット予告」は出現回数によって期待度が変化し、3回出現すれば大当り確定となった。リーチ発展中以外で作動した場合はプレミアムだった。
リーチはまずノーマル・ロング・Wリーチがある。ロングはノーマル一旦ハズレ後に中出目がスロー変動して発展、ロング+1コマハズレから発展するのがWリーチだ。
緑竜出現から発展する竜巻リーチは、一旦ハズレから雷リーチに発展することも。
ドラゴン使いリーチはツボや竜の色によって期待度変化。
チャンス目停止から3つのフレームが図柄を嚙み砕いて発展するのがカミカミリーチ。
チャンス目停止時にフレームが揃って動き出せば、全回転に突入する。
昇竜リーチは最も期待できるリーチで、リーチ発展中に金竜出現で大当り濃厚、白竜出現なら確変大当り確定だった。
大当り時は必ずカメラが作動し、記念撮影が行われる。
撮られたくない場合は手でカメラを隠せばよかった。
大当り中は8ラウンド目に撮られた写真を見ることができた。
カメラの映像は記録はされなかった。
写真のフレームも連チャンによって変化した(※撮影モデルは元パチマガライターの「パチ姫」こと五月女圭紀さん)。
今思えば、平和が本機を出す1か月前の2003年3月に出した『CRブラボー絶好鳥』のカタログの裏表紙において、“あなたの「ケイタイ」カメラ付き? 今度はパチンコにも…!?”という予告文が書かれてあったのだ。ブラボー絶好鳥は「鳥物語」とも言うべき完全なる海物語オマージュ機だったし、当時はやっぱりこっちの方に力入れていたよね!?
<つづく>
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