【第77回】初当りごとの平均連チャン数(次回まで確変方式)
※『パチンコ正攻法』過去の連載まとめはコチラから。
前回記事の最終行にて、P大海物語5の初回確変図柄時の平均連チャン数を4.46回と計算した。
その直前の計算式での結果は3.46回だったが、最後の説明で1を足して4.46回となった。
そこで今回は「初回確変図柄」ではなく、初回通常図柄の場合も含んだ「初当りごとの平均連チャン数」を計算してみたい。
で、早々と結果が出てしまうことになるが、実はこの1を足す前の3.46回という数字こそが解答、つまり初当りごとの平均連チャン数となるのだ。
なぜそうなるのか?
本機での場合、確変割合は60%で、確変を引けば次回当りまで継続する。
そして、もし確変を引けなくても時短100回のチャンスがある。
確変と時短を合わせたトータル連チャン率は71.13%となる。これは初当り時でも連チャン中でも同じになっている。
このように初回と2回目以降の連チャン率が同じ機種の場合…、
初回確変時の平均連チャン数
=初当りごとの平均連チャン数+1
となるのだ。
本当にそうなるのか、検算してみよう。
第75回のシンエヴァTypeレイでは、「初回ST」と「初回通常」を分けて計算した。
今回のP大海物語5でも同様の方法で計算して結果が一致すれば検算成功となる。
・初回確変の場合
=1/(1-0.7113)+1
=4.46・初回通常の場合
=1.00(連チャン)・初回通常の場合
=0.7113×4.46+(1-0.7113)×1
=3.46
というわけで結果が一致した。
連チャンの突入率と継続率が同じ機種の場合、
初回確変時の平均連チャン数=初当りごとの平均連チャン数+1
という法則が成り立つ。
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