【第93回】「波の荒さ」を比較する
※パチマガの計算番長「アラプロ」による『パチンコ正攻法』過去の連載まとめはコチラから。
波の荒さについては本連載第30回で取りあげたが、今回はもう少し掘り下げていこう。
たとえば大当り確率1/100と1/320の機種ではどちらが波荒だろうか?
現存機種ではほぼ全てにおいて1/320の方が波荒である。これは疑いない。
しかし大当り確率だけで波の荒さが決まるのかと言えば、必ずしもそうとは言えない。
極論になるが、たとえば大当り確率1/320で大当り出玉が500個しかない。しかも確変も時短もない!という機種があったとする。
常識的に考えれば「こんな台で勝てるわけがない」という超激辛スペックである。
しかし、もしその機種が千円で160回転もまわったらどうだろうか?
投資1000円分の玉が30~40分もなくならないほどブンブン回る。1000回転ハマっても投資6000円程度で済むし、大当り1回分(約500個)の出玉が飲まれるまで軽く1時間以上遊べてしまう。
それならば、この機種は大当り確率1/320でも「投資がかからず遊べる台」と言えるのだ。
「そんな極端な例を出されても…」と思うかもしれないが、少なくとも「波の荒さは大当り確率だけでは決まらない」という理屈は何となく見えてきたのではないか?
現実的には1/100と/320の機種で波の荒さが逆転することはほぼあり得ないだろう。
だが、1/200と1/320でも絶対逆転しないと言い切れるのか?
1/250と1/300でも逆転することは決してないのだろうか?
さらにいえば、同じ1/320ならばどの機種でも波の荒さが同じと本当に言えるのか?
このように考えれば、大当り確率に差があってもスペックや条件次第では波荒度が逆転可能だと容易に予測できるはず。また、もし大当り確率が同じでもスペックや条件次第で波の荒さに差が出ることも容易に想像がつくだろう。
そこで次回は「大当り確率が同じなのに波の荒さが違う」という実例を挙げて説明しよう。
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