「ビギナーズラック」の正体?『ホール陰謀説』【パチンコ正攻法】

「ビギナーズラック」の正体?『ホール陰謀説』【パチンコ正攻法】

【第35回】ビギナーズラックって本当にある?

『パチンコ正攻法』過去の連載まとめはコチラから。

 


 

俗にビギナーズラックと呼ばれる現象がある。

普通、ギャンブルや勝負事などで初心者が訳も分からないうちに勝ってしまうことを言う。

読者のみなさんもそのような経験がある人が多いのではないだろうか?

かくいう私もその1人である。

 

パチンコを始めた当初はハネモノばかり打っていたが、いかんせん軍資金がなかったため、負けても勝ってもせいぜい2000~3000円といったところだった。

そんなある日、セブン機(デジパチ)に挑戦してみた。デジタルが揃えば大当りになるという、現在でも主流となっている種別だ。

ここで初めて打ったときに2万円以上勝ってしまった。

当時は家庭教師のバイトで日給7000円もらっていたが、一瞬にしてその3倍もの額が手に入ってしまうことに大きな刺激を受けた。

 

これを契機にハネモノには興味がなくなり、セブン機に狂い始めた。当然、最初のような勝ちが続くはずもなく、負ける日が次第に多くなっていったが、ハネモノに比べて勝ち負けがはっきりしているので楽しむことはできた。

その後、保留連チャン機のフィーバーフラッシュ、連チャンCR機の先駆的存在の花満開、5連チャンワンセットがさらに連チャンしてしまう宝島など、刺激的な連チャン機が登場するたび要所要所で私はビギナーズラックを発揮し、そのためさらにパチンコにハマっていった。

 

さて、このビギナーズラックの正体として巷でよく言われるのが、ホール陰謀説だ。

つまりパチンコの上客になってもらうために初心者にエサを与えるホール側の策略だという考え方だ。

これは20~30年前ならごく一部で本当にあったかもしれないが、あくまでもごく一部であり、どこのホールでもやっているとの見方は明らかな誤りである。

ちなみに現在ではごく一部どころか、まずありえないと言っていいだろう。

パチンコのセキュリティの仕組み上、違法改造はかなり難しく、もしできたとしても多額の費用負担と検挙されるリスクがある。これら考慮するとホール側にそんなことをするメリットは全くない。

 

では、私(だけでなく多くのパチンカー)がかつて経験したようなビギナーズラックはなぜ起こるのか?

理由は大きく分けると3つある。

①ビギナーズラックがあったからこそパチンコにのめり込んでしまったわけだから、裏を返せば、ビギナーズラックがなかった人はパチンコにハマったりせず、とっくにヤメている。
②ビギナーは1つの台に何万円も突っ込むようなことはない。少ない投資で、少々連チャンしただけでヤメてしまう傾向が強いので、結果的に勝ちやすく見える。
③ビギナーは1~2万円程度の勝ちでも喜びがち。一方、ベビーユーザーにとっては1~2万円は決して大勝とは言えない。

と、大体こういったところだろう。

つまり、確率的にも科学的にもビギナーが勝ちやすいという証拠はどこにも存在しない。しかし見る側の認識や切り口によって、見える姿は大きく変わってしまうものなのだ。

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