【第107回】継続率80%と89%
タイトルから何となく想像がついた方もいると思うが、e北斗の拳10をはじめとするラッキートリガーtypeの連チャン継続率についての話である。
みなさんは「継続率80%と89%」と聞いて、どういう印象を持つだろうか?
継続率89%の方が有利なのは間違いないだろうが、80%でも充分に高継続率と思う人もいるだろう。確かに、89%でも単発やショボい連チャンに終わることも珍しくないし、逆に、継続率80%でも10連、20連以上するケースもそれほど珍しくない。
両者にはどういう差があり、どういう壁があるのだろうか? まずは平均継続回数を比較してみよう。
・継続率80%の場合
=100/(100-80)
=5
というわけで平均5連チャンとなる。
・継続率89%の場合
=100/(100-89)
=9.09
平均約9.1連チャンとなる。
ごらんの通り、平均連チャン数は2倍近く(約1.8倍)もの差がある。平均連チャン数はかなりの差がついていることがわかる。
にもかかわらず、継続率89%でも単発やショボい連チャンで終わってしまうことがよくある気がする…これはなぜだろうか?
では単発で終わる確率はというと…。
・継続率80% → 単発割合20%
・継続率89% → 単発割合11%
やはり2倍近くの差があるが、継続率89%でも約9回に一度は単発になってしまうので、89%→単発もそう珍しいことではない。
では3連チャン以下で終わる確率は?
・継続率80% → 59.0%
・継続率89% → 37.3%
両者にそれなりの差はあるものの、どちらも「普通に起こる」確率になっている。継続率89%でも3連チャン以下で終わってしまう確率は4割近くもあるのだ。
ちなみに5連チャン以下で終わる確率は?
・継続率80% → 73.8%
・継続率89% → 50.3%
継続率89%でも半数以上が5連以下で終わってしまう。継続率80%に比べればかなり有利だが、5連以下で終わるケースは「珍しくない」というより「当たり前」と言った方が近い。
結局筆者が言いたいのは、継続率が高くても、単発、2~3連、5連以下といったショボ連で終わるケースはよくあるということ。理論上明らかな現象なのだ。
では高継続率の魅力がどこにあるのかというと、やはり平均値を超えた大きな連チャンにある。これについてはまた近いうちに解説する予定だ。
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