
機種名だけではどんな機種なのか想像もつかず(!?)、あまりにもクセが強すぎたために(!?)、どこにも記録が残っていないような迷機を取り上げるこのコーナー。
今回取り上げるのは、「CR和(なごみ)」(2003年・奥村遊機)だ。
それでは、レッツラゴー!!
亜流を極めし横スクロール×5ライン!!
機種名は「CR和(なごみ)」。ここから想像できるのは、とりあえず「和風テイストなんかな?」程度だと思う。
実際の本機は、ズバリ…その通り!!
日本と思われる四季の背景があり、いろんな鳥が図柄になっている。そして、横スクロール×5ラインのゲーム性…という、見た目的には典型的な「海物語」パクリ機種だった。
通常時は優雅なクラシックの調べが変動音として流れ、機種名通りにまさしく「和」めるのだが、突如ハイビスカスランプがフラッシュすると、直後に「ドカーン!」という大音量告知音が発生するという、当時としてはとんでもない大当り告知を搭載していた。
とりわけ現金機版の甘デジ「和ワールド(大当り確率1/78.1)」なら、ハイビスカスフラッシュの爆音をたくさん体験できたので、中毒になってしまったファンもいたかもしれない。しかし、まるで「和」めなかったと思うけどね…。







機種名とは裏腹に狂ったように鳴るビスカスに脳汁!?
本機はまさしく海物語の亜流で、リーチも2種類しかないというさらにシンプル化させたタイプの機種だった。
ただ、前述の「ハイビスカスフラッシュ」を搭載していたため、特に「和ワールド」は一部マニアのアツい支持を得ていたかと思う。
それとは打って変わって、ミドル~ハイミドル帯のスペックなら、まさに「和」めたんじゃなかろうか!? まあ、当たらずにハマってたら和むどころか確実に眠くなってたと思うけどね…。
<つづく>














