
【第80回】1円パチンコ(その1)
※『パチンコ正攻法』過去の連載まとめはコチラから。
本連載ではまだ1円パチンコについて扱ったことがなかった。そこで今回は1パチのボーダーや勝負計算について基本的な考え方を解説したい。
まず、当たり前ではあるが最も重要な法則は、投資も回収も1/4になるということである。
たとえば、1000円(貸玉250個)あたり23回転の沖海5を12時間打った場合、4円パチンコ(等価交換)ならば、戦績は以下のようになる。
平均収支 +28000円
平均投資額 32000円
勝率 66%
説明をわかりやすくするために、端数を丸めてキリのいい数字にしてある。
イメージとしては、パチプロとして普通に喰っていけるレベルの台と思ってもらえばいい。日当28000円なら割のいい仕事と思われるかもしれないが、投資額は平均3万円以上かかるのだから、リスクを考えるとこれくらいの見返りがないと割に合わない。
これが1パチになると収支も回収もそれぞれ1/4になるのだから、
平均収支 +7000円
平均投資額 8000円
勝率 66%
このようになる(他の条件は全く同じまま貸玉料金と換金率だけがそれぞれ1円になった場合)。
12時間で7000円になるのだから、時給583円という計算になる。勝率は4パチと変わらないが、時給に関しては昭和末期のパート主婦と同程度(?)である。
運が悪ければ数十日にわたって稼ぎが極端に少ないかマイナスになることもあるだろう。そんなリスク込みで低時給なのだ。
ここで根本的な問題だが、勝てる台という前提なら1パチより4パチの方がいいに決まっている。
投資が4倍になっても回収も4倍になるので、差し引きの利益も4倍になる。わざわざ1パチに走る理由が全く見当たらない。
というわけで1パチはあくまでも負けることが前提になる。できるだけ少ない投資金額でできるだけ長く遊べればいい。そして願わくばたまには少しぐらい勝たせてほしい。
…1パチの存在意義はそれ以外に存在しないものと心得てほしい。
そして2つめの根本的な問題だが。そもそもあなたは1パチで「少ない投資で長く遊ぶ」ことができているのか?
たとえば2時間一度も大当りせずに現金投資し続ければ、4パチの場合は普通25000円前後かかる。
これが1パチになれば6000円程度で済むわけだが、それで何時間遊べるのか?
もし6000円で2時間しか遊べないなら1時間あたりの遊技料金は3000円となり、かなり高くついてしまう。
仮に4時間遊べたとすれば1時間あたり1500円、6時間ならば1時間あたり1000円かかる計算になる。
1パチの平均的な遊技料金は1時間あたり平均1000~1500円程度が相場と思われるが、大勝ちのチャンスはほぼない。
1万円勝てればかなりラッキーで、普段は勝てても5000円未満という人が多いのではないだろうか?
そのことを理解した上で1パチに臨んでいるのならば、これ以上私がとやかく言う必要はない。しかし「思ったより遊べない」とか「遊べても最後には必ず負ける」などと感じている人は1パチでもちゃんと勝負計算すべきだろう。
次回はその1パチ勝負計算についてさらに説明を進めよう。
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