
【第88回】1万日の「波」はどうなる?
※パチマガの計算番長「アラプロ」による『パチンコ正攻法』過去の連載まとめはコチラから。
等価ボーダー±0回転の台を打ち続ければ、理論上はトータル収支が±0円付近に収束するはずだ。
机上の空論ではなく、間違いなく本当にそうなる。
しかし、毎日朝から晩まで打ち続けたとしても、数日~数十日程度ではまだまだ収束とは程遠い結果になることがある。むしろ収束しないのが普通と思ってよい。
例えば4円等価交換で大当り確率約1/320の機種を打ったとして、10日間で±10~20万円のブレは当たり前で、時には50万円以上もブレることだってある。
…といった説明は本連載でも以前したと思うが、では数千日、1万日といった超長期ではどうなるだろうか?
そこで今回は、以下のような想定でシミュレートしてみた。
・4円貸玉/等価ボーダー±0回転
・12時間×10000日実戦
・P大海物語5(大当り確率1/319.6)
まず1万日間のトータル収支は、ほぼチャラに落ち着く。つまり、ほぼ収束したといえる結果になる。
1万日分のシミュレートを何十回分も繰り返し実行してみても、1日あたりの平均収支は+200~-200円あたりに落ち着くことがほとんどであり、±500円を超えてしまうことは一度もない。
実戦では1日±数万円のブレは日常茶飯事なのだから、200円ならば「ほぼチャラ」といえることは皆さんもお解りだろう。
1日たったの200円といっても1万日分積み重なると200万円になる。つまり1万日トータルで200万円程度ならばほぼチャラと言えるレベルだ。
200万円というと大金のように思えるが、1万日は約27年分に相当する。27年間で200万円なら決して大きなムラとは言えないのだ。
ともかく、1万日単位では収支は例外なくほぼチャラに収束することはお解りいただけただろう。
しかし、1万日トータルでは収束したとしても、問題なのはその過程では大きなムラが繰り返されているということだ。
そして私たち打ち手はどれくらいの「振れ幅」を覚悟しておくべきなのか?
等価ボーダー±0回転と言っても、軍資金数万円でずっと遊べることはほとんどない。それどころか数十万円あってもムラに呑まれるか可能性が非常に高い。数百日~数千日単位では数百万円の好不調だって十分考えられる。
繰り返すが、「チャラになるはずの台」でこのムラが出るのだ。
次回はシミュレートにより1万日分の「振れ幅」を具体的に出してみたいと思う。
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