
良い子はマネしちゃダメ!
チワッスあしのです!
ホールで出会った奇抜な隣人を紹介するこちらの企画、今回は「ひよこ星」さんのお便りを紹介します! こんちわひよこ星さん!
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隣で1200ハマリしていたお兄さんが、食事休憩に行ったきり40分経過しても戻ってきませんでした。
おそらく帰宅したのだと思われます。
その後その台は開放されましたが、最低限マナーを守って遊技してもらいたいものです。
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はいこれ。今一番問題になってるヤツですな。
スマスロの構造的問題もあるにはあるのですが、やっぱ現状の有利区間と上位ATの仕組みがいかにも「ハイエナ向き」であり、カマ掘られた場合の精神的ダメージがデカすぎるからというのが一番の理由でしょうな。
もちろんこれは昔からあるにはあったヤツで、5号機時代以降であればリールを回しっぱで帰ったり、あるいはメダルを5枚くらい下皿に置いて帰ったりとか、そういうのも含めるとはるか昔からあったんでしょう。
というか四号機時代のサイレントストック機もハイエナされた時のダメージはかなりデカく、それが嫌で無限に金使っちゃうという側面がありました。
にも関わらず、今それが増えてるというのは、やっぱ「情報格差」が少なくなってるからだと思います。
つまり、昔はヤメちゃいけなさそうなゲーム数でヤメるにしても、それを調べる術がないかあるいはあったとしても知らないのがデフォだったんすよね。
要は「情報」が「知ってると得するモノ」だったんです。
だからその得を「諦めれば」もうちょいで出そうな台を捨てる事もできたんですが、今のパチスロの場合、情報格差がほぼ無くて全員が知ってて当たり前みたいな中での戦いになってるので、情報は得じゃなくて「知らないと損するモノ」の側面がめちゃくちゃ強くなってるんですね。
みんながアツい台を探してホールをぐるぐる巡回し、もし迂闊に空こうもんならヘッドスライディングするような勢いで台確保するんで、ヤメる側が物凄く恥ずかしい思いをするしバカにされてる気がする。

みんな得は捨てる事ができても損をかぶるのは嫌ですし、バカにされるのも嫌いだからヤメ時がすごく難しくなってるんですね。
サクッとやめられない、ということは逆算するとある程度ブン回す気概がないと着座もしづらいということであり、パチンコの「遊タイム」が廃れたのも完全にこれが原因です(もちろんパチの方はもっと別の問題があるけどね)。
とりあえずこれは一朝一夕では割とどうしようもありませんし、有利区間切れ待ちのゲーム性が支配的な間は覆せない問題でしょうな。
そして有利区間やら上位ATがどうにかなったとて、プレイヤーが持ってる情報の水準が全体的に高くなってる今は、ジャグラーですらヤメづらい時はヤメづらいですし、BTなんかモロにそうなっちゃってるので、「パチスロ」というアソビそのものが、そういうモノ…つまり気合い入れて着座してずっと回さないとイカンもの、になって来てるんでしょう。
実際オレもトロフィーが出た後のスマスロとか回すのはかなり苦手でして、実はあんま楽しくないです。
腐らせてたとてカマ掘られるのが嫌すぎて打ち続けないといけないし。そりゃ勝ちゃ楽しいですけど、あの「みんながオレの台を狙ってやがる」感が、どうしても足枷になって心から楽しめないんですよね。
オレ自身のメンタルの問題なのかもしれませんけど、同じように感じてる人も結構いるんじゃないかな?
そう考えると、別に続行してもヤメてもいいくらいの中間設定のノーマル機をグリグリ回してる時が一番楽しいですし、のびのびできる気がします。
と、今週はこんな感じ! また来週。あ、お便りネタが枯渇してるので、みなさま何か面白げな隣人を見かけたらぜひ下記のフォームから投稿お願いします~!
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ライター・あしの氏が当コラムにて紹介させて頂く…かもしれません。
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